特許
J-GLOBAL ID:201203043431721955

SCRシステムの劣化検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 英樹 ,  高田 守 ,  大西 秀和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-004666
公開番号(公開出願番号):特開2012-145052
出願日: 2011年01月13日
公開日(公表日): 2012年08月02日
要約:
【課題】本発明は、SCRシステムの劣化検出装置に関し、NO2比率が過渡的に変化した場合でも、SCR触媒の劣化を精度高く検出可能なSCRシステムの劣化検出装置を提供することを目的とする。【解決手段】ECU50は、実浄化率を算出し(ステップ100)、算出した実浄化率からNO2比率を推定し(ステップ110)、推定したNO2比率と、その前回値との偏差が一定値以上か否かを判定する(ステップ120)。ステップ120で、上記偏差が一定値以上であると判定された場合には、ECU50は、SCR触媒の吸着量が未飽和であるか否かを判定する(ステップ140)。ステップ140で、SCR触媒の吸着量が未飽和であると判定された場合には、ECU50は、上記NO2由来成分の吸着変化量を算出し(ステップ150)、算出した吸着変化量から補正係数を算出する(ステップ160)。【選択図】図6
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に設けられ、排気中のNOx由来成分を吸着するSCR触媒と、 前記SCR触媒の上流および下流におけるNOx濃度から、前記SCR触媒におけるNOx浄化率を算出するNOx浄化率算出手段と、 前記NOx浄化率算出手段で算出した前記NOx浄化率と、前記SCR触媒の温度とから、前記SCR触媒に流入する排気中のNO2比率を推定するNO2比率推定手段と、 前記NO2比率推定手段で推定した前記NO2比率の変化に伴い増減する前記NOx由来成分の吸着量に応じて、前記NOx浄化率算出手段で算出した前記NOx浄化率を補正する浄化率補正手段と、 前記浄化率補正手段で補正した後の補正後NOx浄化率と、所定の劣化判定値とを比較して前記SCR触媒の劣化を判定するSCR触媒劣化判定手段と、 を備えることを特徴とするSCRシステムの劣化検出装置。
IPC (4件):
F01N 3/20 ,  F01N 3/28 ,  F01N 3/08 ,  B01D 53/94
FI (4件):
F01N3/20 C ,  F01N3/28 301E ,  F01N3/08 H ,  B01D53/36 101A
Fターム (23件):
3G091AA18 ,  3G091AB02 ,  3G091AB05 ,  3G091AB13 ,  3G091AB15 ,  3G091BA14 ,  3G091BA31 ,  3G091CA16 ,  3G091DB09 ,  3G091DB10 ,  3G091DB13 ,  3G091EA18 ,  3G091EA33 ,  3G091FC02 ,  3G091GA06 ,  3G091HA10 ,  3G091HA15 ,  3G091HA36 ,  3G091HA37 ,  4D048AA06 ,  4D048AB02 ,  4D048CD06 ,  4D048DA02

前のページに戻る