特許
J-GLOBAL ID:201203043820624655

太陽光発電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西脇 民雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-195428
公開番号(公開出願番号):特開2012-054381
出願日: 2010年09月01日
公開日(公表日): 2012年03月15日
要約:
【課題】受光面を太陽に追従させる制御のための消費電力を少なくして、効率の高い発電を行う太陽光発電システムを提供する。【解決手段】制御回路は、設定された期間毎の指定日の太陽南中高度データに基づき起伏切替制御用電磁弁53および第1の油圧回路56を作動制御して起伏シリンダ15を伸縮制御することにより、パネル設置場所における経線上に太陽が位置したときに受光面が真南に向けられたときに太陽光線の受光面への入射角度が指定日の太陽の仰角方向に対して垂直になるように、太陽電池パネルを傾斜調整する。しかも、制御回路は、設定された期間内では指定日における太陽電池パネルの傾斜角度を維持した状態で旋回切替制御用電磁弁54及び第2の油圧回路57を日の出から日の入りまで設定された時間毎に間欠的に作動制御して、旋回シリンダを伸縮制御させることにより、太陽電池パネルの受光面を太陽の方位に追従させる。【選択図】図8
請求項(抜粋):
受光面の南方向への傾斜および東西方向への向きが調整可能に且つ前記傾斜及び向きを角度計で検出可能にパネル設置場所のパネル取付部に装着された太陽電池パネルと、 年間の前記パネル設置場所の日の出から日の入りまでの経過時間及び前記経過時間にともなう太陽の方位角と仰角を含む太陽位置データ又はこれを求めるデータを記録させた記録手段と、 第1の油圧回路により伸縮駆動されて前記太陽電池パネルの傾斜角を調整させる起伏シリンダと、 第2の油圧回路により伸縮駆動されて前記太陽電池パネルの受光面の東西方向への方位角を調整させる旋回シリンダと、 前記記録手段に記録された前記データに基づき前記第1の油圧回路を作動制御して前記起伏シリンダを伸縮制御することにより、前記太陽電池パネルの南方向への傾斜を調整させる一方、前記記録手段に記録された前記データに基づき前記第2の油圧回路を作動制御して前記旋回シリンダを伸縮制御することにより前記太陽の日の出から日の入りまで前記太陽電池パネルの受光面を前記太陽に追従させる制御手段と、を備える太陽光発電システムであって、 圧縮気体を発生させる圧縮気体供給源と、 前記圧縮気体の圧力を油圧に変換して前記第1の油圧回路に供給させる第1の圧力変換手段と、 前記圧縮気体の圧力を油圧に変換して前記第2の油圧回路に供給させる第2の圧力変換手段と、 前記制御手段により作動制御されて、前記起伏シリンダの伸縮方向を切り替える油液の流れを発生させる傾斜制御用電磁弁と、 前記制御手段により作動制御されて、前記旋回シリンダの伸縮方向を切り替える油液の流れを発生させる旋回制御用電磁弁と、をさらに備え、 前記制御手段は、設定された期間毎の指定日に前記パネル設置場所の経線上に太陽が位置したときの太陽南中高度データを前記記録手段に記録された前記データから読み出して、読み出した太陽南中高度データに基づき前記傾斜制御用電磁弁および前記第1の油圧回路を作動制御して前記起伏シリンダを伸縮制御することにより、前記パネル設置場所における経線上に太陽が位置したときに前記受光面が真南に向けられたときに太陽光線の前記受光面への入射角度が前記指定日の太陽の仰角方向に対して垂直になるように、前記太陽電池パネルを傾斜調整する一方、前記設定された期間内では前記指定日における太陽電池パネルの傾斜角度を維持した状態で前記旋回制御用電磁弁及び前記第2の油圧回路を日の出から日の入りまで設定された時間毎に間欠的に作動制御して、前記旋回シリンダを伸縮制御させることにより、前記太陽電池パネルの受光面を太陽の方位に追従させることを特徴とする太陽光発電システム。
IPC (1件):
H01L 31/042
FI (1件):
H01L31/04 R
Fターム (5件):
5F151BA11 ,  5F151JA13 ,  5F151JA14 ,  5F151KA02 ,  5F151KA03

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