特許
J-GLOBAL ID:201203043838628755

電圧上昇抑制装置および分散電源連系システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-063776
公開番号(公開出願番号):特開2012-200111
出願日: 2011年03月23日
公開日(公表日): 2012年10月18日
要約:
【課題】分散電源保有設備が配電系統に接続されている位置による不平等を軽減し、かつ配電系統に擾乱を与えることなく制御パラメータを正しく算出して、分散電源から適正な進相無効電力を出力させる。【解決手段】電圧上昇抑制装置50は、基本波電圧判断部54と、運転力率判断部56と、無効電力演算部58と、有効電力制御部60と、電流注入部72と、比率演算部62と、無効電力演算部64と、合計無効電力演算部66と、限界無効電力演算部68と、無効電力制御部70とを備えている。【選択図】図6
請求項(抜粋):
配電系統に接続された分散電源保有設備の分散電源を制御して、当該配電系統の電圧上昇を抑制する電圧上昇抑制装置であって、 前記配電系統と前記分散電源保有設備との連系点における基本波電圧が所定の電圧上限値よりも高いか否かを判断する基本波電圧判断手段と、 前記基本波電圧判断手段における判断結果が肯定の場合に、前記分散電源の運転力率が所定の力率下限値以上か否かを判断する運転力率判断手段と、 前記運転力率判断手段における判断結果が肯定の場合に、前記基本波電圧と前記電圧上限値との差に応じた第1の進相無効電力を演算して出力する第1の無効電力演算手段と、 前記運転力率判断手段における判断結果が否定の場合に、前記分散電源を制御して当該分散電源から出力する有効電力を、前記基本波電圧と前記電圧上限値との差に応じて減少させる有効電力制御手段と、 前記配電系統の基本波の非整数倍次数の注入電流を前記配電系統に注入する電流注入手段と、 前記連系点における前記注入次数の電圧および電流を用いて、前記連系点から見た前記配電系統の基本波成分の抵抗(r1 )、リアクタンス(x1 )および前者の後者に対する比率(α1 =r1 /x1 )を演算する比率演算手段と、 前記分散電源から出力される有効電力、前記比率および0<β<1なる補正係数βを互いに掛け合わせて、第2の進相無効電力を演算して出力する第2の無効電力演算手段と、 前記第1および第2の進相無効電力を互いに加算して、合計進相無効電力を演算して出力する合計無効電力演算手段と、 前記分散電源から出力される有効電力および前記力率下限値を用いて、当該有効電力のときに前記力率下限値を実現する限界進相無効電力を演算する限界無効電力演算手段と、 前記合計進相無効電力を、その上限を前記限界進相無効電力の値に抑制して進相無効電力指令値として前記分散電源に供給して、前記分散電源から出力する進相無効電力を当該進相無効電力指令値に制御する無効電力制御手段とを備えている、ことを特徴とする電圧上昇抑制装置。
IPC (3件):
H02J 3/50 ,  H02J 3/18 ,  G05F 1/70
FI (3件):
H02J3/50 C ,  H02J3/18 D ,  G05F1/70 L
Fターム (13件):
5G066FA01 ,  5G066FB11 ,  5G066FC12 ,  5G066HA19 ,  5G066HB04 ,  5H420BB03 ,  5H420BB16 ,  5H420CC04 ,  5H420DD03 ,  5H420EB39 ,  5H420FF03 ,  5H420FF04 ,  5H420FF26

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