特許
J-GLOBAL ID:201203044530507457

橋桁端部の電気防食方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮川 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-107023
公開番号(公開出願番号):特開2012-237037
出願日: 2011年05月12日
公開日(公表日): 2012年12月06日
要約:
【課題】十分な作業空間が存在しない橋桁端部の劣化したコンクリートを修復するとともに、電気防食を施すことができる橋桁端部の電気防食方法を提供する。【解決手段】劣化した橋桁1,2の端部のコンクリートを、ノズル21から噴射する高圧水噴流で埋設された鉄筋17が露出するまではつり取るとともに鉄筋の錆を除去する。一方、複数のスペーサを連結した支持部材を予め形成しておき、これらのスペーサによりチタンメッシュ23,24を保持して目地材25の表面に取り付ける。チタンメッシュが取り付けられた目地材を橋桁間の上方から降下させて橋桁間に配置する。その後、チタンメッシュ及び支持部材を埋め込んで目地材と密着するようにモルタルを充填して、コンクリートをはつり取った部分を復元する。モルタルの硬化後、チタンメッシュと鉄筋との間に電源装置から電圧を印加し、防食電流を鉄筋に流し込む。【選択図】図3
請求項(抜粋):
橋桁の端面が他の橋桁の端面と対向する橋桁端部、又は橋桁の端面が橋台と対向する橋桁端部の電気防食方法であって、 橋桁端部のコンクリートを、橋桁の端面近くに埋め込まれている鉄筋が露出するまではつり取るとともに、鉄筋の錆を除去する工程と、 橋桁の伸縮を許容する程度に柔軟に変形する目地材に、該目地材と間隔を保持して陽極部材を取り付けておく工程と、 端部をはつり取った前記橋桁の端面と対向する位置に前記目地材を配置し、前記陽極部材が前記目地材と前記橋桁の端面との間で前記鉄筋と非接触となるように、該目地材を支持する工程と、 前記鉄筋と前記陽極部材との間に直流電圧を印加するための導電線を配置する工程と、 前記橋桁の端面と前記目地材との間にモルタルを充填する工程と、を含むことを特徴とする橋桁端部の電気防食方法。
IPC (2件):
C23F 13/00 ,  E01D 22/00
FI (2件):
C23F13/00 F ,  E01D22/00 Z
Fターム (13件):
2D059AA05 ,  2D059BB39 ,  2D059GG21 ,  2D059GG39 ,  4K060AA03 ,  4K060BA03 ,  4K060BA07 ,  4K060BA17 ,  4K060BA43 ,  4K060BA45 ,  4K060EA08 ,  4K060EA19 ,  4K060EB01

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