特許
J-GLOBAL ID:201203044536974146

伸縮式の回動操作多機能筆記具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-183649
公開番号(公開出願番号):特開2012-040758
出願日: 2010年08月19日
公開日(公表日): 2012年03月01日
要約:
【課題】シャープペンシルノック操作および筆記具縮状態移行操作の確実化を図る。【解決手段】板バネ16は、円筒カム11と上軸筒13とを結合し、操作部材2と摩擦係合する。静止モードでは上軸筒13と一体のピン14が操作部材2の横方向短孔部2cの左端に位置し、操作部材2をC方向に回動すると摩擦係合作用で円筒カム11も同期回動する。凹状部11dにシャープペンシル用カム従動部12aが係止される段階で円筒カム凸状部11gが仕切筒10の側面上部分10dに当接し、その後、操作部材2のみが空回動してピン14の位置が横方向短孔部2cの右端にシフトし、シャープペンシル書記モードとなる。これを解除するには操作部材2をC方向と逆に回動する。初期段階では、急斜面部分11eと急斜面12bとの係合が、操作部材2と板バネ16との摩擦係合に勝り、操作部材2のみ空回動し、ピン14の位置は横方向短孔部2cの左端へとシフトする。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
第1のカム従動部が取り付けられたシャープペンシル書記部材と、 第2のカム従動部が取り付けられたボールペン書記部材と、 前記シャープペンシル書記部材および前記ボールペン書記部材それぞれの下側部分を収容する下軸筒と、 前記下軸筒と一体化されて、前記シャープペンシル書記部材および前記ボールペン書記部材を個々に保持する縦方向溝状部および、シャープペンシル書記モードを芯繰り出し用の有効なノック操作が可能な状態で設定するための回動阻止部を備えた仕切筒と、 前記第1のカム従動部および前記第2のカム従動部のそれぞれを案内して前記シャープペンシル書記モードおよびボールペン書記モードを選択的に設定する機能を備え、第1の方向への回動により設定された当該シャープペンシル書記モードを解除する操作に基づいて、当該第1の方向とは逆の第2の方向に回動し、それまでの当該第1のカム従動部との係止状態から離脱するカム作用部を備え、かつ、前記シャープペンシル書記モードの設定最終段階で前記回動阻止部と当接する回動位置被規制部を備えた円筒カムと、 前記円筒カムを内部に保持して回動可能な上軸筒と、 前記円筒カムおよび前記上軸筒と一体化された摩擦係合部材と、 前記摩擦係合部材と摩擦係合して、前記第1の方向および前記第2の方向への回動操作ならびに前記シャープペンシル書記モードにおける芯出しノック操作の対象となる操作部材と、 前記上軸筒および前記操作部材の一方に設けられた被ガイド部材と、 前記上軸筒および前記操作部材の他方に形成されて、前記被ガイド部材に対する縦方向長孔部および横方向短孔部からなるガイド用のL字状孔部と、を有し、 前記第1のカム従動部および前記カム作用部はそれぞれ、 前記第2の方向への前記シャープペンシル書記モードの解除操作に基づいて当該カム作用部が当該第1のカム従動部とのそれまでの係止状態から回動して離脱するときのタイミングを、前記被ガイド部材が当該解除操作前の前記横方向短孔部の位置から前記縦方向長孔部の位置へと相対的に移行するまで遅延させる、ための遅延用カム面を有している、 ことを特徴とする伸縮式の回動操作多機能筆記具。
IPC (1件):
B43K 24/18
FI (1件):
B43K24/18 E
Fターム (15件):
2C353FA04 ,  2C353FC13 ,  2C353HA02 ,  2C353HA06 ,  2C353HA09 ,  2C353HE01 ,  2C353HE06 ,  2C353HE12 ,  2C353HG03 ,  2C353HJ05 ,  2C353HL05 ,  2C353KA02 ,  2C353KA05 ,  2C353KA14 ,  2C353KA18

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