特許
J-GLOBAL ID:201203046386370762
ガスケットのシール構造
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-240296
公開番号(公開出願番号):特開2012-092893
出願日: 2010年10月27日
公開日(公表日): 2012年05月17日
要約:
【課題】相手部材の寸法バラツキや表面のうねりを吸収することができる締め代を確保し、かつ、ガスケットの反力を抑制して相手部材に変形を生じることがない安定したシール性を維持できるガスケットのシール構造を提供する。【解決手段】中空シール部の頂部にシールリブと、中空シール部の下部には内周側に倒れ防止部を備えた中空シール部とを備え、さらにシールリブは、該中空シール部の中心線近傍に形成されたシールリブ先端部と内周側の円弧状側壁部とを滑らかに連結した斜辺と、該シールリブ先端部から中心線に略並行に延びて中空シール部に連結するシールリブ連結部から形成され、該第2取付溝部は、該第1部材と該第2部材が密着した状態では圧縮変形された該中空シール部の全体を収容可能に形成されていることを特徴とする【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1部材に形成された環状の取付溝部に保持され、第1部材の相手部材である第2部材の下面が第1部材に圧接されることにより両該部材間に挟持されてシールするガスケットとよりなり、
前記取付溝部は、第1取付溝部と、該第1取付溝部よりも幅広の第2取付溝部とが段形状に形成されており、
前記ガスケットは、該第1取付溝部内に配置されて該第1取付溝部に保持される中実シール部と、該中実シール部の上部に一体に形成され、該中実シール部が該第1取付溝部に保持された状態にあるときに該第1取付溝部の外に位置し、周方向に連続する密閉中空部を区画する円弧状側壁部とからなる中空シール部と、該中空シール部はその頂部にシールリブと、その下部であって該中実シール部と隣接する内周側の位置に倒れ防止部を備え、
該シールリブは、該中空シール部の中心線近傍に形成されたシールリブ先端部と内周側の該円弧状側壁部とを滑らかに連結した斜辺と、該シールリブ先端部から該中心線に略並行に延びて該円弧状側壁部に連結するシールリブ連結部から形成され、
該第2取付溝部は、該シールリブ先端部が該第2部材の下面に接触した状態で、該円弧状側壁部の一部を収容し、該第1部材と該第2部材が密着した状態では圧縮変形された該中空シール部の全体を収容可能に形成されていることを特徴とするガスケットのシール構造。
IPC (1件):
FI (3件):
F16J15/10 P
, F16J15/10 N
, F16J15/10 T
Fターム (7件):
3J040AA17
, 3J040BA03
, 3J040EA02
, 3J040EA16
, 3J040EA21
, 3J040FA05
, 3J040HA09
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