特許
J-GLOBAL ID:201203046983636684

コモンモードチョークコイル実装方法及びコモンモードチョークコイル実装構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塚原 孝和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-145369
公開番号(公開出願番号):特開2012-010175
出願日: 2010年06月25日
公開日(公表日): 2012年01月12日
要約:
【課題】コモンモードチョークコイルから漏れるコモンモード電流をも考慮して、十分なノイズ抑制効果を図ったコモンモードチョークコイル実装方法及びコモンモードチョークコイル実装構造を提供する。【解決手段】コモンモードチョークコイル位置決定過程S1とコモンモードチョークコイル接続過程S2とを備える。位置決定過程S1は、コモンモードチョークコイル1を基板100に配置する位置Pを決定するための過程である。具体的には、第1の過程を実行し、コモンモードチョークコイル1から漏れたコモンモード電流とコネクタ120で反射されたコモンモード電流とが打ち消し合い又は弱め合う位置Pをシミュレーションで決定する。接続過程S2は、コモンモードチョークコイル1を位置Pに実際にランド21〜24を形成し、コモンモードチョークコイル1を接続する過程である。【選択図】図3
請求項(抜粋):
基板上のICとコネクタとを接続する差動伝送路上に、コモンモードチョークコイルを配し、当該コモンモードチョークコイルの第1のコイルの両端に接続された第1の外部電極及び第2の外部電極を、上記差動伝送路を構成する第1の線路上に設けられた第1及び第2のランドにそれぞれ接続すると共に、コモンモードチョークコイルの第2のコイルの両端に接続された第3の外部電極及び第4の外部電極を、第2の線路上に設けられた第3及び第4のランドにそれぞれ接続することにより、コモンモードチョークコイルを差動伝送路に実装するコモンモードチョークコイル実装方法であって、 コモンモード電流が上記差動伝送路上を上記ICから上記コモンモードチョークコイル側に向かって送られた際に、上記第1の線路の第1のランドと第2のランド間の電磁気的結合により、また、上記第2の線路の第3のランドと第4のランド間の電磁気的結合によって、当該第2のランド及び第4のランド側にそれぞれ誘起されたコモンモード電流と上記コネクタで反射された当該コモンモード電流とが、打ち消し合い又は弱め合う位置を、シミュレーションで決定する第1の過程と、 上記第1の過程で決定した位置に、上記第1〜第4のランドを形成し、上記コモンモードチョークコイルの第1〜第4の外部電極を、これら第1〜第4のランド上にそれぞれ接続する第2の過程と を備える、ことを特徴とするコモンモードチョークコイル実装方法。
IPC (2件):
H03H 7/09 ,  H03H 7/01
FI (2件):
H03H7/09 A ,  H03H7/01 Z
Fターム (3件):
5J024AA01 ,  5J024CA06 ,  5J024DA33

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