特許
J-GLOBAL ID:201203048825164972

データ処理システム、およびデータ順序保証方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-280521
公開番号(公開出願番号):特開2012-129857
出願日: 2010年12月16日
公開日(公表日): 2012年07月05日
要約:
【課題】分散処理システムにおいてデータセンタに到達したトランザクションの順序と受付順序との間に順序入替わりが発生する。【解決手段】トランザクションが複数の断片パケットに分割して転送され、かつその断片パケットには当該トランザクションに所属していることを識別できる情報(トランザクションID)が付与されている状況において、WANルータ110は、断片パケットが必ず通る経路においてタイムスタンプを付与し、受付サーバ120でのトランザクション復元時に最も遅いタイムスタンプをトランザクションの受付時刻とし、さらに処理サーバ150では、受付時刻からシステムの最大遅延時間Tw経過させてから受付時刻順にトランザクション処理を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
データ処理システムであって、 ネットワークに接続されるルータと、前記ルータに接続される負荷分散サーバと、 前記負荷分散サーバに接続される複数の受付サーバと、複数の前記受付サーバに接続される処理サーバとから構成され、 前記ルータは、入力されるパケットに対しタイムスタンプを付与するルーティング処理部を有し、 前記受付サーバは、同一の識別子を有する複数の前記パケットに分割されて伝送されたトランザクションに対し、複数の前記パケットに付与した前記タイムスタンプの最も遅い時刻を前記トランザクションの受付時刻として付与する処理部を有し、 前記処理サーバは、複数の前記受付サーバから受信した複数の前記トランザクションのうち、予め設定した最大遅延時間を経過した前記トランザクションに対し付与された前記トランザクションの受付時刻に従ってソートする処理部を有する、 ことを特徴とするデータ処理システム。
IPC (1件):
H04L 12/56
FI (1件):
H04L12/56 200Z
Fターム (4件):
5K030HB15 ,  5K030HD03 ,  5K030LB05 ,  5K030MB13

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