特許
J-GLOBAL ID:201203049251999848

低揮発性二酸化炭素吸収液およびガス分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須藤 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-032675
公開番号(公開出願番号):特開2012-170842
出願日: 2011年02月17日
公開日(公表日): 2012年09月10日
要約:
【課題】天然ガスやIGCCなどの高圧条件の混合ガスから二酸化炭素などの酸性ガスを選択的に分離回収する物理吸収プロセスにおいて、酸性ガス成分の吸収量が大きく、かつ、揮発性が低い、新規低揮発性の吸収液、およびガス分離方法を提供する。【解決手段】安価なグライム類の溶剤に、リチウム ビス(トリフルオロメタンスルホニル)アミドなどの塩類を添加した吸収液を用いることで、二酸化炭素などの酸性ガスの吸収量を減少させることなく、吸収液の揮発性を効果的に低減させ、それにより、二酸化炭素などの酸性ガスの分離回収に必要とされていた消費エネルギーを大幅に削減し、プロセス全般に渡り高効率化を達成可能とする。【効果】酸性ガスを高効率で分離回収し、当該分離回収プロセスの消費エネルギーの低減化を可能とする新規吸収液を提供することができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
高圧条件の混合ガスから酸性ガスを選択的に分離回収するための物理的吸収液であって、 グライム(R1-O-(CH2CH2-O)n-R2)(但し、R1およびR2はCH3、C2H5、C3H7、C4H9、C5H11、およびそれらのフッ素誘導体のいずれかで、nは1〜5を表す。)骨格を有するグライム類の溶剤に、塩類を添加した吸収液であり、塩類を添加することで当該吸収液の揮発性を低減させ、かつ、酸性ガスの吸収量を向上させたことを特徴とする酸性ガス吸収液。
IPC (3件):
B01D 53/14 ,  B01D 53/62 ,  C01B 31/20
FI (4件):
B01D53/14 102 ,  B01D53/14 ,  B01D53/34 135Z ,  C01B31/20 B
Fターム (18件):
4D002AA09 ,  4D002AB01 ,  4D002AC10 ,  4D002BA02 ,  4D002DA33 ,  4D002DA70 ,  4D020AA03 ,  4D020BA16 ,  4D020BA17 ,  4D020BA18 ,  4D020BA19 ,  4D020BB04 ,  4G146JA02 ,  4G146JB10 ,  4G146JC19 ,  4G146JC28 ,  4G146JC29 ,  4G146JC33
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-162016
  • 特開昭63-116722

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