特許
J-GLOBAL ID:201203049971472197

ボルト一体型オイルコントロールバルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-175491
公開番号(公開出願番号):特開2012-036768
出願日: 2010年08月04日
公開日(公表日): 2012年02月23日
要約:
【課題】ハウジングの外周面上に形成された油溝に繋がるよう同ハウジングに形成された孔を、そのハウジングの内周面にリセス溝を形成することなく同内周面の適正開口範囲全体に亘って開口させる。【解決手段】バルブタイミング可変機構に対するオイルの給排態様を変更するオイルコントロールバルブ10は、円筒状のハウジング16と、そのハウジング16内で軸線方向に移動するスプール17とを備える。ハウジング16においては、その外周面に油路と繋がる油溝18を周方向に延びるように区画形成する凸部19が設けられるとともに、その油溝18とハウジング16の内周面とを繋ぐようにハウジング16に径方向に直線状に延びる孔16bが形成される。この孔16bの内形は同孔16bの延びる方向について一定となるように形成される。また、凸部19はハウジング16とは別体のリング部材を同ハウジング16の外周面に固定することで設けられる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
可動部材の動作によりクランクシャフトに対するカムシャフトの相対回転位相を可変とするバルブタイミング可変機構と、前記可動部材を動作させるべく前記バルブタイミング可変機構に対しオイルの給排を行う複数の油路とを備えた内燃機関に適用され、 前記複数の油路の途中に設けられて前記可動部材を前記カムシャフトに固定すべく同シャフトの端部にねじ締結される円筒状のハウジングと、そのハウジング内で軸線方向に移動することの可能なスプールと、前記複数の油路にそれぞれ繋がる複数の油溝を前記ハウジングの外周面上に周方向に延びるように区画形成すべく同外周面に設けられた凸部と、前記ハウジングに径方向に直線状に延びて複数の前記油溝と同ハウジングの内周面とをそれぞれ繋ぐように形成された複数の孔とを備え、 前記スプールを前記軸線方向に変位させて前記複数の孔における前記ハウジングの内周面側の開口を解放したり閉塞したりすることにより、前記バルブタイミング可変機構に対するオイルの給排態様を変更して前記可動部材を動作させるボルト一体型オイルコントロールバルブにおいて、 前記孔は、その内形が同孔の延びる方向について一定となるように形成されるものであり、 前記凸部は、前記ハウジングとは別体の取付部材に形成されており、その取付部材を前記ハウジングの外周面に固定することで同外周面に前記油溝を区画形成する ことを特徴とするボルト一体型オイルコントロールバルブ。
IPC (1件):
F01L 1/356
FI (1件):
F01L1/34 E
Fターム (5件):
3G018AB16 ,  3G018BA33 ,  3G018CA19 ,  3G018DA57 ,  3G018DA73

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