特許
J-GLOBAL ID:201203050020390741

機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の動作制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 藤田 考晴 ,  上田 邦生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-271928
公開番号(公開出願番号):特開2012-122204
出願日: 2010年12月06日
公開日(公表日): 2012年06月28日
要約:
【課題】出庫の所要時間が他の車両に比べて短くなるように優先的に扱われる特定車両を収容するための格納棚が設けられていても、特定車両以外の車両も迅速に出庫させることを目的とする。【解決手段】機械式駐車装置10は、一般車両12を出庫させる場合に、特定棚に配置されたパレット16を固定して一般車両12を出庫させる固定時移動手順に要する固定時所要時間T1を算出し、特定棚に配置されたパレット16を動かして一般車両12を出庫させる可動時移動手順に要する可動時所要時間T2を算出する。そして、機械式駐車装置10は、固定時所要時間T1と可動時所要時間T2との時間差が予め設定されている設定時間T3以下の場合に、固定時時移動手順による一般車両12の出庫動作を行い、上記時間差が設定時間T3を越える場合に、可動時移動手順による一般車両12の出庫動作を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車両を入出庫させる入出庫部と、 車両を載せて搬送するためのパレットが配置された複数の格納棚、及び前記パレットが配置されない空き領域となる1箇所以上の格納棚が格子状に配置された格納庫と、 前記入出庫部と前記格納庫の間を昇降して前記パレットを搬送する昇降装置と、 を備え、 前記パレットが前記格納棚間を縦及び横方向に水平に移動することで、前記格納庫内で車両の搬送を行う機械式駐車装置であって、 出庫の所要時間が他の車両に比べて短くなるように優先的に扱われる特定車両を収容するための特定棚としての前記格納棚が前記昇降装置の周囲に設定されており、前記特定車両でない非特定車両を出庫させる場合に、前記特定棚に配置された前記パレットを固定して前記非特定車両を出庫させる第1出庫動作に要する第1所要時間、及び前記特定棚に配置された前記パレットを動かして前記非特定車両を出庫させる第2出庫動作に要する第2所要時間を算出する算出手段と、 前記第1所要時間と前記第2所要時間との時間差が予め設定されている設定時間以下の場合に、前記第1出庫動作を行い、前記時間差が前記設定時間を越える場合に、前記第2出庫動作を行う動作制御手段と、 を備えた機械式駐車装置。
IPC (1件):
E04H 6/18
FI (1件):
E04H6/18 601A

前のページに戻る