特許
J-GLOBAL ID:201203051742674929

薬剤の肝毒性の判定

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 特許業務法人浅村特許事務所 ,  浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  井上 慎一 ,  長沼 暉夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-549293
公開番号(公開出願番号):特表2012-517596
出願日: 2010年02月05日
公開日(公表日): 2012年08月02日
要約:
本発明は、肝毒性のための種々のバイオマーカー及び該バイオマーカーを使用する種々の方法を提供する。本発明の範囲内のバイオマーカーのいくつかは、コレート、グリコケノデオキシコレート、グリココレート、タウリン、3-ヒドロキシ-2-エチルプロピオネート、4-イミダゾールアセテート、チラミン、アントラニレート、2’-デオキシシチジン、N-アセチルアスパルテート(NAA)、ベータ-ヒドロキシヘキサノエート、及びサルコシン(N-メチルグリシン)である。該バイオマーカーを使用する方法は、第1の肝細胞培養物を試験薬剤に曝露するステップ、及び第1の肝細胞培養物において得られる1種又は複数のバイオマーカーのレベルを、該試験薬剤を含まない第2の肝細胞培養物において得られる1種又は複数のバイオマーカーのレベルと比較するステップを含み、ここで、第2の肝細胞培養物におけるレベルと比較した第1の肝細胞培養物における1種又は複数のバイオマーカーの差次的レベルは、該試験薬剤が肝毒物であることを示す。
請求項(抜粋):
薬剤が肝毒物であるかを判定する方法であって、 (a)試験薬剤の存在下で第1の肝細胞培養物をインキュベートするステップ、 (b)該試験薬剤の非存在下で第2の肝細胞培養物をインキュベートするステップ、 (c)第1及び第2の肝細胞培養物において表1、2、及び18にリストされたバイオマーカーの群から選択される1種又は複数のバイオマーカー(単数又は複数)のレベル(単数又は複数)を測定するステップ、並びに (d)第1の肝細胞培養物において得られる1種又は複数のバイオマーカー(単数又は複数)のレベル(単数又は複数)を第2の肝細胞培養物において得られる1種又は複数のバイオマーカーのレベル(単数又は複数)と比較するステップを含み、ここで、第2の肝細胞培養物中のレベル(単数又は複数)と比較した第1の肝細胞培養物中の1種又は複数のバイオマーカー(単数又は複数)の差次的レベル(単数又は複数)は、該試験薬剤が肝毒物であることを示している上記方法。
IPC (2件):
G01N 33/50 ,  G01N 33/15
FI (2件):
G01N33/50 Z ,  G01N33/15 Z
Fターム (8件):
2G045AA25 ,  2G045CB03 ,  2G045DA80 ,  4B063QA01 ,  4B063QQ02 ,  4B063QQ08 ,  4B063QR90 ,  4B063QS40
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • イヌBsep遺伝子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-099938   出願人:株式会社ジェノメンブレン
審査官引用 (1件)
  • イヌBsep遺伝子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-099938   出願人:株式会社ジェノメンブレン
引用文献:
出願人引用 (2件)
  • MANIFESTATIONS OF CHEMICALLY INDUCED LIVER DAMAGE
  • RAISED CONCENTRATION OF SERUM BILE ACIDS FOLLOWING OCCUPATIONAL EXPOSURE 以下備考
審査官引用 (1件)
  • MANIFESTATIONS OF CHEMICALLY INDUCED LIVER DAMAGE

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