特許
J-GLOBAL ID:201203051743088330

無菌作業装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 相川 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-192488
公開番号(公開出願番号):特開2012-044964
出願日: 2010年08月30日
公開日(公表日): 2012年03月08日
要約:
【課題】作業室4内に外部雰囲気が流入することなく、また、作業室4内の雰囲気が外部に流出することもない無菌作業装置を提供する。【解決手段】外部雰囲気から隔離された作業室4に、過酸化水素蒸気を供給して作業室4内を除染する過酸化水素蒸気供給手段54と、エアを供給して作業室4内を陽圧に維持するブロワ34が接続されている。作業室4の入口開口6を介して連通する通路室12を設ける。通路室12に外部と連通する外部開口16を設ける。通路室12内を、連通開口22、24が形成された2枚の隔壁18、20によって3つの区域12A、12B、12Cに区画する。3つの区域12A、12B、12Cのうち外部開口16により外部に連通する区域12Aに排気手段72を設け、通路室12内を、作業室4側の区域12Cから外部側の区域12Aに向けて順次圧力が低下するように構成した。【選択図】図1
請求項(抜粋):
外部雰囲気から隔離された作業室と、この作業室内を陽圧に維持する陽圧維持手段を備え、前記作業室内を無菌状態に維持して作業を行うための無菌作業装置において、 前記作業室に設けた入口開口を介して作業室に連通する通路室を設け、この通路室は、外部と連通する外部開口を備えるとともに、この外部開口と前記作業室の入口開口との間に、それぞれに連通開口を形成した少なくとも2つの隔壁を備えて、前記通路室の内部を少なくとも3つの空間からなる区域に区画し、これら区域のうち外部開口により外部と連通する区域に排気手段を設け、この外部と連通する区域を陰圧に維持し、通路室内を前記作業室の入口開口側から外部開口側に向けて、各区域の圧力が順次低下するように構成することによって、前記作業室と外部の間に外部雰囲気の流入を阻止可能な少なくとも2段階の区域を設けたことを特徴とする無菌作業装置。
IPC (1件):
C12M 1/00
FI (1件):
C12M1/00 K
Fターム (4件):
4B029AA17 ,  4B029GB01 ,  4B029GB02 ,  4B029GB10

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