特許
J-GLOBAL ID:201203051752640950

固体酸化物型燃料電池用燃料極材料複合粉末及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 信夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-022463
公開番号(公開出願番号):特開2012-164455
出願日: 2011年02月04日
公開日(公表日): 2012年08月30日
要約:
【課題】固体酸化物型燃料電池用燃料極材料として好適な均一組成の(NiO-GDC)複合粉末(複合微粒子)及びその製造方法を提供する。【解決手段】Ce元素とGd元素と酸素元素とからなる複合酸化物と、Ni元素と酸素元素とからなる酸化物とを含む複合粉末からなる固体酸化物型燃料電池用燃料極材料複合粉末において、粉末の走査型電子顕微鏡像の複数の位置において、当該SEMに付随したEDXにより測定した特性X線のピーク面積比より算出したNi元素の含有量(wa(wt%))と、Ce元素とGd元素の和の含有量(wb(wt%))とを、式(1)の関係を満足するように決定し、それぞれの位置における含有量から算出したNi元素の平均含有量及びCe元素とGd元素の和の平均含有量とを比較した場合に、その平均含有量の大きい元素の変動係数(α)が15%以下である燃料極材料粉末を与える。wa+wb=100(1)【選択図】図2
請求項(抜粋):
セリウム元素とガドリニウム元素と酸素元素とからなる複合酸化物と、ニッケル元素と酸素元素とからなる酸化物とを含む複合粉末からなる固体酸化物型燃料電池用燃料極材料複合粉末において、 前記複合粉末は、前記複合粉末の走査型電子顕微鏡像(SEM像)の複数の位置において前記走査型電子顕微鏡に付随したエネルギー分散X線分光装置(EDX)により測定した特性X線のピーク面積比より算出したニッケル元素の含有量(wa(wt%))と、セリウム元素とガドリニウム元素の和の含有量(wb(wt%))とを、式(1)の関係を満足するように決定し、それぞれの位置における含有量から算出したニッケル元素の平均含有量[wa]av(wt%)、及びセリウム元素とガドリニウム元素の和の平均含有量[wb]av(wt%)とを比較した場合に、その平均含有量の大きい元素の変動係数(α)が15%以下であることを特徴とする固体酸化物型燃料電池用燃料極材料複合粉末。 wa+wb=100(wt%) (1)
IPC (3件):
H01M 4/86 ,  H01M 8/12 ,  H01M 4/88
FI (3件):
H01M4/86 T ,  H01M8/12 ,  H01M4/88 T
Fターム (10件):
5H018AA06 ,  5H018AS02 ,  5H018BB01 ,  5H018BB12 ,  5H018EE12 ,  5H018EE13 ,  5H018HH00 ,  5H018HH05 ,  5H018HH08 ,  5H026AA06

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