特許
J-GLOBAL ID:201203051980923163
エアーハンマー工具、及び該エアーハンマー工具の打撃力調整方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
岩田 康利
, 松浦 喜多男
, 山本 優
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-246970
公開番号(公開出願番号):特開2012-228768
出願日: 2011年11月10日
公開日(公表日): 2012年11月22日
要約:
【課題】作業者への振動伝達が大幅に抑制され、かつ構造が簡単かつ軽量であって、安価に製造でき、容易にメンテンスできるエアーハンマー工具を提供する。【解決手段】エアーハンマー工具1Aにあって、摺動体8のシリンダ部11の外周には、単一のコイルバネ9(弾性体)が外嵌装着され、本体部3bの前端部に固定されたバネ止め部材16と、前記摺動体8の前端面10aとの間に、前記コイルバネ9が圧縮バネとして介装され、トリガー4aが作動すると、圧縮空気により、摺動体8が前方に向かって押し出された状態となり、前記コイルバネ9は弾縮し、該摺動体8を後方へ付勢した状態となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
カバー体と、該カバー体から前方に差し出されている先端具と、を備え、
前記カバー体内に圧入された気体によって得た打撃力を、前記先端具を介して打撃対象に付与するエアーハンマー工具であって、
前記カバー体は、
前後方向に沿って形成された内空部を有し、かつ該内空部に気体を前方に向けて圧入する気体圧入部が該カバー体の周壁に形成されていると共に、該内空部には、前後摺動可能な摺動体と共に、該摺動体の外周面と該カバー体の内周面との間に介装される弾性体が装填されており、
前記摺動体は、摺動体本体と、該摺動体本体の前端部に設けられた、前記カバー体から前方に向けて突き出される筒状のシリンダ部と、を有し、
該シリンダ部の周壁には、前記カバー体内に圧入された気体を該シリンダ部内に導く気体導入部が形成されており、また該シリンダ部内には、ハンマーが前後摺動可能に装填され、該シリンダ部の前端開口部には、前記ハンマーと衝突可能に前記先端具の後端部が固定されており、
前記カバー体内に前記気体圧入部を介して気体が圧入されると、該気体の圧力により前記摺動体が該カバー体内で、前記弾性体を弾性変形させつつ前進し、また前記シリンダ部に前記気体導入部を介して導入された気体により、該シリンダ部内で前記ハンマーが前後に往復運動して前記先端具の後端部に繰り返し衝突することにより、前記打撃力が得られる
ことを特徴とするエアーハンマー工具。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (2件):
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特許第6192997号
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特許第6691798号
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特開昭58-015686
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