特許
J-GLOBAL ID:201203052160434059

ダブルシール構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 正二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-175113
公開番号(公開出願番号):特開2012-036926
出願日: 2010年08月04日
公開日(公表日): 2012年02月23日
要約:
【課題】スリーブを持つダブルシール構造において、有毒な被シール流体でも、回転軸とスリーブとの隙間部分の早期腐食が解消でき、外部漏洩も回避できるよう改善する。【解決手段】回転軸1に作用すべくスリーブ3両端部のそれぞれに装備されるOリング4,5と、スリーブ3に外嵌される回転密封輪9、ハウジング2に支持される静止密封輪11、両密封輪9,11どうしを押付けてシール部m1を形成する弾性機構13を備える機内側メカニカルシールS1と、スリーブ3とハウジング2とに亘って構成される大気側シールS2と、被シール流体eより高圧のシール用流体bを機内側メカニカルシールS1と大気側シールS2とハウジング2とスリーブ3とで囲まれるシール空間部6に供給すべくハウジング2に形成される供給路7と、一対のOリング4,5間にてシール空間部6に臨む状態でスリーブ3に形成される径方向の貫通孔8とを備えて成るダブルシール構造。【選択図】図2
請求項(抜粋):
回転軸に一体回転状態で外嵌される筒状のスリーブと、 前記回転軸の軸心方向で前記スリーブの両端部のそれぞれにおいて、前記スリーブと前記回転軸とに跨る状態で装備される一対のOリングと、 前記スリーブと一体回転する回転密封輪、ハウジングに支持される静止密封輪、及び前記回転密封輪と前記静止密封輪とを互いに前記軸心方向に押圧付勢してシール部を形成するための弾性機構を備えて成る機内側メカニカルシールと、 前記スリーブと前記ハウジングとに亘って構成される大気側シールと、 被シール流体の圧よりも高い圧を有するシール用流体を、前記機内側メカニカルシールと前記大気側シールと前記ハウジングと前記スリーブとで囲まれるシール空間部に供給すべく前記ハウジングに形成される供給路と、 前記一対のOリング間において前記シール空間部に臨む状態で前記スリーブに形成される径方向の貫通孔と、を備えて成るダブルシール構造。
IPC (2件):
F16J 15/34 ,  F16J 15/06
FI (3件):
F16J15/34 B ,  F16J15/06 C ,  F16J15/06 H
Fターム (8件):
3J040AA17 ,  3J040BA02 ,  3J040CA02 ,  3J040HA03 ,  3J041AA03 ,  3J041BA04 ,  3J041DA05 ,  3J041DA12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭41-016447

前のページに戻る