特許
J-GLOBAL ID:201203054204817115

高速炉炉心

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊池 治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-219401
公開番号(公開出願番号):特開2012-073172
出願日: 2010年09月29日
公開日(公表日): 2012年04月12日
要約:
【課題】異なる同位体組成比を持つPuを用いて高速炉の炉心特性を低下させず、特に制御棒による出力分布のひずみを緩和して、長期サイクル運転・高燃焼度化や、冷却材炉心出口温度増大を図る。【解決手段】高速炉炉心は、プルトニウム燃料と劣化ウランの混合物からなる燃料を装荷した複数の燃料集合体と、燃料集合体全体を取り囲む複数のブランケット集合体10と、複数の調整制御棒4と、複数の安全制御棒5と、を有する。調整制御棒4に隣接する燃料集合体26,36の燃料に装荷されるPu241とPu240の全プルトニウム中の存在割合の比は、他の燃料集合体27,28,37,38,39に装荷されたPu241とPu240の全プルトニウム中の存在割合の比よりも大きい。【選択図】図1
請求項(抜粋):
プルトニウム燃料と劣化ウランもしくはトリウム燃料との混合物からなる燃料を装荷した複数の炉心燃料集合体と、 主として劣化ウランもしくはトリウム燃料からなる燃料が装荷されて前記複数の燃料集合体全体を取り囲むように配置された複数のブランケット集合体と、 前記複数の燃料集合体の間に分散して配置され、燃料交換後のサイクル初期に余剰反応度を抑えるために炉心に挿入される複数の調整制御棒と、 前記調整制御棒に隣接しないで前記複数の燃料集合体の間に分散して配置され、緊急時および通常時の炉停止操作のみに使われて通常の運転時は炉心から引き抜かれている複数の安全制御棒と、 を有する高速炉炉心であって、 前記調整制御棒に隣接する燃料集合体の少なくとも一部の燃料に装荷されるPu241とPu240の全プルトニウム中の存在割合の比が、その他の燃料集合体に装荷されたPu241とPu240の全プルトニウム中の存在割合の比よりも大きいこと、 を特徴とする高速炉炉心。
IPC (4件):
G21C 5/20 ,  G21C 7/00 ,  G21C 3/62 ,  G21C 5/00
FI (4件):
G21C5/20 ,  G21C7/00 B ,  G21C3/62 N ,  G21C5/00 A

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