特許
J-GLOBAL ID:201203054417929847

絶縁監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-237444
公開番号(公開出願番号):特開2012-088275
出願日: 2010年10月22日
公開日(公表日): 2012年05月10日
要約:
【課題】I0r方式で送電路の絶縁状態を監視する際の精度を向上させることが可能な絶縁監視装置を提供する。【解決手段】ZCT12の中央開口部に、接地線L3、及び抑圧用電線14を挿通し、接地線L3に流れる電流と等大で逆向きとなる電流を抑圧用電線14に流す。そして、ZCT12で検出される電流がゼロとなったときに、抑圧電流I1の、電圧信号Vaと同相となる成分をI0rとして認識する。従って、ZCTの検出精度のばらつきに影響を受けず、また、周囲に磁界が存在する場合であってもこの影響を受けることなく、高精度にI0rを検出することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
交流電力の送電路に接続された接地線に流れる電流を検出して、前記送電路の絶縁状態を監視する絶縁監視装置において、 中央開口部を有する測定部を有し、前記中央開口部に挿通された電線に流れる電流を検出する零相変流器と、 前記送電路に生じる電圧の位相を検出する位相検出手段と、を備え、 前記接地線を前記中央開口部に挿通し、更に、 前記零相変流器の中央開口部に挿通される抑圧用電線と、 前記位相検出手段で検出される位相を基準位相とし、前記零相変流器で検出される電流を、前記基準位相と同相成分、及び位相進み成分に分解し、この同相成分、及び位相進み成分からなる抑圧電流を生成すると共に、この抑圧電流を前記接地線に流れる電流と逆向きとなるように前記抑圧用電線に流す電流生成手段と、 前記抑圧電流を流すことにより、前記零相変流器で検出される電流値がゼロとなったときの、前記同相成分に基づいて、前記送電路の絶縁状態が良好であるか否かを判定する絶縁状態判定手段と、 を備えたことを特徴とする絶縁監視装置。
IPC (2件):
G01R 31/02 ,  G01R 19/00
FI (2件):
G01R31/02 ,  G01R19/00 A
Fターム (15件):
2G014AA15 ,  2G014AA19 ,  2G014AB04 ,  2G014AB33 ,  2G014AC15 ,  2G014AC18 ,  2G035AA01 ,  2G035AB08 ,  2G035AC03 ,  2G035AD10 ,  2G035AD13 ,  2G035AD19 ,  2G035AD20 ,  2G035AD55 ,  2G035AD65

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