特許
J-GLOBAL ID:201203055239731589

鋼製歯車およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人あいち国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-077746
公開番号(公開出願番号):特開2012-211367
出願日: 2011年03月31日
公開日(公表日): 2012年11月01日
要約:
【課題】従来より高い寸法精度を有する鋼製歯車を提供する。【解決手段】鋼製歯車1は、外周面20aに歯形10が形成された外周リング部2、内周面20bから内方に延設されたフランジ部3を有する。外周リング部2は、フランジ部3との連結部Lよりも軸方向一方側に突出する第1突出部21、他方側に突出する第2突出部22を備える。第1突出部21と第2突出部22の軸方向長さは略同等である。外周リング部2には、歯形10の表層の浸炭層4と、浸炭層4を含み外周面20aから内方に向かう深さが浸炭層4の深さよりも深い領域であって高周波誘導加熱によりオーステナイトになるまで加熱された履歴を有する熱履歴層5とが形成されている。歯底104から内方に向かう熱履歴層5の深さTは、フランジ部3との連結部Lよりも第1突出部21及び第2突出部22の方が深く、第1突出部21と第2突出部22とにおいて略同等である。【選択図】図2
請求項(抜粋):
外周面に歯形が形成された略円筒状の外周リング部と、該外周リング部の内周面から径方向内方に延設されたフランジ部とを有し、 上記外周リング部は、上記フランジ部との連結部よりも軸方向一方側に突出する第1突出部と軸方向他方側に突出する第2突出部とを備えるとともに、上記第1突出部の軸方向長さと上記第2突出部の軸方向長さとが略同等に設けられており、 上記外周リング部には、上記歯形の表層に形成された浸炭層と、該浸炭層を含み上記外周面から内方に向かう深さが上記浸炭層の深さよりも深い領域であって高周波誘導加熱によりオーステナイトになるまで加熱された履歴を有する熱履歴層とが形成されており、 上記外周面の歯形の歯底から内方に向かう上記熱履歴層の深さは、上記フランジ部との連結部よりも上記第1突出部および上記第2突出部の方が深く、かつ、上記第1突出部と上記第2突出部とにおいて略同等であることを特徴とする鋼製歯車。
IPC (5件):
C21D 9/32 ,  C21D 1/06 ,  C21D 1/10 ,  C23C 8/22 ,  F16H 55/06
FI (6件):
C21D9/32 Z ,  C21D9/32 A ,  C21D1/06 A ,  C21D1/10 A ,  C23C8/22 ,  F16H55/06
Fターム (25件):
3J030BA01 ,  3J030BC03 ,  3J030CA10 ,  4K028AA01 ,  4K028AB01 ,  4K028AB06 ,  4K028AC08 ,  4K042AA18 ,  4K042BA01 ,  4K042BA03 ,  4K042BA10 ,  4K042CA01 ,  4K042CA15 ,  4K042DA01 ,  4K042DA06 ,  4K042DB01 ,  4K042DC01 ,  4K042DC02 ,  4K042DC03 ,  4K042DC04 ,  4K042DC05 ,  4K042DD02 ,  4K042DE02 ,  4K042DE04 ,  4K042DF02

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