特許
J-GLOBAL ID:201203055371493794

ステアリングコラム用支持装置及びその組立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-283971
公開番号(公開出願番号):特開2012-131302
出願日: 2010年12月21日
公開日(公表日): 2012年07月12日
要約:
【課題】二次衝突時にステアリングホイールを前方に安定して変位させる為のチューニングが容易で、しかも、離脱荷重を低く且つ安定させる事ができ、更に、二次衝突後にステアリングホイールが過度に下降するのを防止する。【解決手段】車体側ブラケット11に設けた下側押圧板部27により、コラム側ブラケット12bの上板部23の幅方向中央部の下面を上方に押圧する。この上板部23に設けた上側押圧板部28により、前記車体側ブラケット11の幅方向中央部の上面を下方に押圧する。この車体側ブラケットの上面に設置した抑え板29と前記上板部23とを、ボルト30及びナット31で結合して、これら抑え板29と上板部23との間で前記車体側ブラケット11の一部を挟持する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内側にステアリングシャフトを回転自在に支持する為のステアリングコラムと、少なくとも幅方向両側2箇所位置で車体側に支持固定され、二次衝突時にも前方に変位する事のない金属板製の車体側ブラケットと、この車体側ブラケットに、この車体側ブラケットを構成する金属板の一部を除去する事により形成された係止除肉部と、前記ステアリングコラム側に支持された状態で前記車体側ブラケットの下側に配置され、上端部に上板部を設けた金属板製のコラム側ブラケットとを備え、このコラム側ブラケットを前記車体側ブラケットに、二次衝突時に加わる衝撃荷重により前方への離脱を可能に支持したステアリングコラム用支持装置に於いて、 下記の(1)〜(3)のうち、(1)(2)のうちの少なくとも一方及び(3)の構造により、前記車体側ブラケットに対して前記コラム側ブラケットを結合支持している事を特徴するステアリングコラム用支持装置。 (1) 前記車体側ブラケットの係止除肉部の後端縁のうち少なくとも幅方向中央部に、先端縁を前方に向けた状態で下方に曲げ形成した下側押圧板部により、前記コラム側ブラケットの上板部の幅方向中央部の下面を上方に押圧し、この上板部の上面を前記車体側ブラケットの下面に押し付ける。 (2) 前記上板部の前部以外の部分の幅方向中央部に、先端縁を後方に向けた状態で上方に曲げ形成した上側押圧板部により、前記車体側ブラケットの幅方向中央部の上面を下方に押圧し、この車体側ブラケットの下面を前記上板部の上面に押し付ける。 (3) この車体側ブラケットの上面に、前記係止除肉部の両側部分同士の間に掛け渡す状態で設置した抑え板と前記コラム側ブラケットの上板部とを結合部材で結合する事により、これら抑え板と上板部との間で、前記車体側ブラケットのうちで前記係止除肉部の両側部分を挟持する。
IPC (3件):
B62D 1/19 ,  B62D 1/18 ,  B60R 21/05
FI (3件):
B62D1/19 ,  B62D1/18 ,  B60R21/05 F
Fターム (10件):
3D030DC16 ,  3D030DC17 ,  3D030DD02 ,  3D030DD18 ,  3D030DD65 ,  3D030DE05 ,  3D030DE09 ,  3D030DE22 ,  3D030DE35 ,  3D030DE45

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