特許
J-GLOBAL ID:201203057183970413

アンモニアの合成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 日比 紀彦 ,  岸本 瑛之助 ,  渡邊 彰 ,  松村 直都
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-163537
公開番号(公開出願番号):特開2012-025985
出願日: 2010年07月21日
公開日(公表日): 2012年02月09日
要約:
【課題】 水素ガスを用いることなくアンモニアの合成が可能であり、従来の水素源としての天然ガス等の化石燃料を使用しないため、化石燃料の高騰によるアンモニア製造コストの上昇や、炭酸ガス(CO2)排出による環境負荷がなく、しかも常温・常圧での合成であるため、エネルギー消費や設備規模が小さくてすみ、経済性に優れている、アンモニアの合成方法を提供する。【解決手段】 アンモニアの合成方法は、電解質相に、陽極と陰極とが所定間隔をおいて配置され、陽極ゾーンには、水(H2O)が供給されるとともに、光が照射されて、光吸収反応により水が分解して、プロトン(H+)、電子(e-)および酸素ガス(O2)が形成され、陰極ゾーンには、窒素ガス(N2)が供給され、陽極ゾーンで生じた電子(e-)が、リード線を介して陰極ゾーンに移行せしめられて、陰極ゾーンにおいてN3-が形成され、陽極ゾーンから電解質相内を陰極ゾーン側に移動してきたプロトン(H+)と、N3-との反応により、アンモニア(NH3)が合成される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電解質相に、陽極と陰極とが所定間隔をおいて配置され、陽極ゾーンには、水(H2O)が供給されるとともに、光が照射されて、光吸収反応により水が分解して、プロトン(H+)、電子(e-)および酸素ガス(O2)が形成され、陰極ゾーンには、窒素ガス(N2)が供給され、陽極ゾーンで生じた電子(e-)が、リード線を介して陰極ゾーンに移行せしめられて、陰極ゾーンにおいてN3-が形成され、陽極ゾーンから電解質相内を陰極ゾーン側に移動してきたプロトン(H+)と、N3-との反応により、アンモニア(NH3)が合成されることを特徴とする、アンモニアの合成方法。
IPC (3件):
C25B 1/00 ,  B01J 35/02 ,  B01J 27/24
FI (3件):
C25B1/00 Z ,  B01J35/02 J ,  B01J27/24 M
Fターム (18件):
4G169AA03 ,  4G169BA48A ,  4G169BB20B ,  4G169BC56B ,  4G169CC33 ,  4G169DA06 ,  4G169HA02 ,  4G169HB10 ,  4G169HC04 ,  4G169HE09 ,  4K021AB25 ,  4K021BA01 ,  4K021BA02 ,  4K021BA16 ,  4K021BC01 ,  4K021BC08 ,  4K021CA05 ,  4K021DA13

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