特許
J-GLOBAL ID:201203057978426991

貝殻または真珠由来の水溶性タンパク質の抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人創成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-176506
公開番号(公開出願番号):特開2012-036116
出願日: 2010年08月05日
公開日(公表日): 2012年02月23日
要約:
【課題】貝殻または真珠由来の原料から簡素かつ低環境負荷な工程処理で加水分解されやすい水溶性タンパク質として抽出する方法を提供する。【解決手段】貝殻または真珠由来の原料をX線回折法において得られるアラゴナイト結晶の所定のミラー指数における回折強度の粉砕前を基準とした減少率を所定値とするようにメカノケミカル粉砕する。水を用いて前記粉砕した貝殻または真珠由来の原料から水溶性タンパク質を抽出する。前記所定値は、前記回折強度の減少率と、所定質量の前記貝殻または真珠由来の原料から抽出される前記水溶性タンパク質量の割合との相関関係を表わす近似式に従って、所定割合の水溶性タンパク質を抽出する観点から定められる。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
貝殻または真珠由来の原料をX線回折法において得られるアラゴナイト結晶の所定のミラー指数における回折強度の粉砕前を基準とした減少率を所定値とするように微粉砕する原料微粉砕工程と、水を用いて前記微粉砕した貝殻または真珠由来の原料に含有されているタンパク質のうちから少なくとも水溶性タンパク質として抽出する水溶性タンパク質抽出工程とを備え、 前記所定値は、前記回折強度の減少率と、前記貝殻または真珠由来の原料における前記タンパク質の含有量に対する前記水溶性タンパク質として抽出された抽出量の割合との相関関係を表わす近似式に従って、所定割合の水溶性タンパク質を抽出する観点から定められることを特徴とする貝殻または真珠由来の水溶性タンパク質の抽出方法。
IPC (1件):
C07K 1/36
FI (1件):
C07K1/36
Fターム (6件):
4H045AA20 ,  4H045CA50 ,  4H045EA15 ,  4H045FA71 ,  4H045GA01 ,  4H045GA15

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