特許
J-GLOBAL ID:201203058059842659

表面プラズモン共鳴蛍光分析装置及び表面プラズモン共鳴蛍光分析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  小谷 昌崇 ,  櫻井 智
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-236843
公開番号(公開出願番号):特開2012-088248
出願日: 2010年10月21日
公開日(公表日): 2012年05月10日
要約:
【課題】プリズム毎の複屈折の度合いのばらつきの測定結果への影響を抑制すると共に、分析時間の短縮及び装置の小型化を図ることができる表面プラズモン共鳴蛍光分析装置、及び表面プラズモン共鳴蛍光分析方法を提供する。【解決手段】本発明は、金属膜55が形成されたプリズム51を用意し、金属膜55上に試料液を流し、金属膜55で反射されるように励起光αをプリズム51内に入射させた状態で当該金属膜55に対する励起光αの偏光方向を変えながら金属膜55及びこれに隣接する領域で生じる光を測定し、測定された最大光量と最小光量とから金属膜55に対するP波方向とプリズムの光学主軸とのなすズレ角θiを求め、金属膜55及びこれに隣接する領域で生じる光に含まれる蛍光を測定し、その光量をズレ角θiに基づいて補正して検体の検出を行うことを特徴とする。【選択図】図5
請求項(抜粋):
検体又は検体に付された蛍光物質が表面プラズモン共鳴に基づく電場により励起されて発した蛍光を測定する表面プラズモン共鳴蛍光分析装置であって、 所定の面上に金属膜が形成されるプリズムを含む分析チップを着脱できるように保持可能なチップ保持部と、 前記チップ保持部で保持された状態の前記分析チップに含まれるプリズムの金属膜で反射されるように当該プリズム内に直線偏光された励起光を入射させる光源部と、 前記光源部と前記プリズムとの間における前記励起光の光路上に配置される1/2波長板を有し且つこの1/2波長板が当該1/2波長板を通過した励起光の前記金属膜に対する偏向方向が変わるように回転可能である偏光方向調整部と、 前記励起光が金属膜で反射されることにより当該金属膜及びこれと隣接する領域において生じる光の光量を測定可能な光測定部と、 前記光測定部によって測定される光に含まれる前記蛍光の光量に基づき前記検体の分析を行う制御処理部と、を備え、 前記制御処理部は、前記金属膜に対するP波方向と前記プリズムの光学主軸とのなす角であるズレ角に基づいて前記光測定部により測定される蛍光の光量を補正し、 前記ズレ角は、前記光源部が励起光を射出した状態で前記偏光方向調整部の1/2波長板を回転させつつ前記光測定部によって前記金属膜及びこれと隣接する領域で生じる光を測定することにより得られる最大光量と最小光量とから求められることを特徴とする表面プラズモン共鳴蛍光分析装置。
IPC (2件):
G01N 21/64 ,  G01N 21/27
FI (2件):
G01N21/64 G ,  G01N21/27 C
Fターム (37件):
2G043AA03 ,  2G043BA16 ,  2G043CA03 ,  2G043EA01 ,  2G043EA14 ,  2G043GA04 ,  2G043GA08 ,  2G043GB01 ,  2G043HA01 ,  2G043HA02 ,  2G043HA07 ,  2G043HA09 ,  2G043JA01 ,  2G043KA02 ,  2G043LA02 ,  2G043NA01 ,  2G043NA06 ,  2G059AA05 ,  2G059BB04 ,  2G059BB12 ,  2G059CC16 ,  2G059EE02 ,  2G059EE07 ,  2G059FF12 ,  2G059GG01 ,  2G059HH02 ,  2G059HH06 ,  2G059JJ01 ,  2G059JJ11 ,  2G059JJ12 ,  2G059JJ13 ,  2G059JJ19 ,  2G059JJ20 ,  2G059KK02 ,  2G059KK04 ,  2G059MM01 ,  2G059MM10

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