特許

J-GLOBAL ID：201203058722151762

エレクトロクロミック表示デバイス及び多色表示デバイス

発明者： 樋口 徹也 ,  鈴木 雅雄 ,  翁 武 ,  福岡 敏美 ,  下村 威 ,  永井 直文 ,  水上 富士夫
出願人/特許権者： 株式会社船井電機新応用技術研究所 ,  川研ファインケミカル株式会社 ,  独立行政法人産業技術総合研究所 ,  船井電機株式会社
代理人 (4件)： 荒船 博司 ,  荒船 良男 ,  赤澤 高 ,  稲葉 龍治
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2010-134722
公開番号（公開出願番号）：特開2012-002835
出願日： 2010年06月14日
公開日（公表日）： 2012年01月05日
要約：

【課題】透過型の表示に適した高い表示品質及び高い動作性能を有するエレクトロクロミック表示デバイス及び多色表示デバイスを提供する。【解決手段】第1基板10の上面に設けられた第1電極20と、第2基板30の下面に設けられた第2電極40と、第1基板10と第2基板30との間に設けられたエレクトロクロミック組成物層50と、を備え、第1電極20と第2電極40との間の通電によって表示を実施するとともに、当該表示のための通電とは逆方向の通電によって当該表示の消去を実施するエレクトロクロミック表示デバイス1において、第1電極20とエレクトロクロミック組成物層50との間には、消去のための通電時にロイコ染料52aを吸着する吸着層60が備えられ、吸着層60は、平均幅が1〜100nm、平均長さが5〜5000nmであり、アスペクト比が1〜200であるアルミナ微粒子の集積体からなる。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

透明な材料により形成された第1基板と、前記第1基板の上面に設けられ、透明な電極材料により形成された第1電極と、前記第1基板の上方に当該第1基板に対向して設けられ、透明な材料により形成された第2基板と、前記第2基板の下面に設けられ、透明な電極材料により形成された第2電極と、前記第1基板と前記第2基板との間に設けられたエレクトロクロミック組成物層と、を備え、前記第1電極と前記第2電極との間の通電によって表示を実施するとともに、前記第1電極と前記第2電極との間の当該表示のための通電とは逆方向の通電によって当該表示の消去を実施するエレクトロクロミック表示デバイスにおいて、 前記エレクトロクロミック組成物層は、電子供与性染料前駆体を含むエレクトロクロミック組成物を備え、 前記第1電極と前記エレクトロクロミック組成物層との間には、前記消去のための通電時に前記電子供与性染料前駆体を吸着する吸着層が備えられ、 前記吸着層は、平均幅が1〜100nm、平均長さが5〜5000nmであり、アスペクト比が1〜200であるアルミナ微粒子の集積体からなることを特徴とするエレクトロクロミック表示デバイス。

IPC (4件)：

G02F 1/153 ,  G02F 1/155 ,  G09F 9/30 ,  G09F 9/46

FI (4件)：

G02F1/153 ,  G02F1/155 ,  G09F9/30 380 ,  G09F9/46 Z

Fターム (24件)：

2K101AA22 ,  2K101DA01 ,  2K101DB03 ,  2K101DC42 ,  2K101EB13 ,  2K101EB16 ,  2K101EB21 ,  2K101EC04 ,  2K101EC13 ,  2K101ED36 ,  2K101ED74 ,  2K101EE02 ,  2K101EE06 ,  2K101EF22 ,  2K101EJ13 ,  2K101EJ14 ,  2K101EJ15 ,  5C094AA53 ,  5C094BA12 ,  5C094BA52 ,  5C094CA24 ,  5C094DA03 ,  5C094FB02 ,  5C094JA08

引用特許：

審査官引用 (3件)

• エレクトロクロミック表示素子及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2005-377190   出願人：コニカミノルタホールディングス株式会社
• エレクトロクロミック表示デバイス
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2008-213745   出願人：株式会社船井電機新応用技術研究所, 船井電機株式会社
• 特開昭62-071934