特許
J-GLOBAL ID:201203060004857139

ディザスタリカバリシステムのための管理装置、方法及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 大野 聖二 ,  田中 久子 ,  津田 理
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-165159
公開番号(公開出願番号):特開2012-027656
出願日: 2010年07月22日
公開日(公表日): 2012年02月09日
要約:
【課題】 バックアップリソースを共用として低コストを実現しつつ、地域に依存した災害等の障害発生時におけるユーザシステムに対するディザスタリカバリ機能を確実に提供する。 【解決手段】 本システム1の管理装置4は、複数のデータセンターの各々の現在のリソース量を記憶している。この管理装置4は、ユーザシステムが必要とするリソース量が入力されると、ユーザシステムを配置した平常時のデータセンターが属する地域で障害が発生したと仮定して、該障害の影響が及ばない地域に属するデータセンターにユーザシステムを配置できるだけのリソース量を、バックアップリソースとして確保しておけるか否かを判断する。バックアップリソース確保可能と判断されると、ユーザシステムの平常時の配置先となるデータセンター及び該データセンターにおいて該ユーザシステムに割り当てられるべきプライマリリソース量を特定する情報を出力する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数のデータセンターのうちの一つにユーザシステムを配置するための管理装置であって、 各データセンターは、少なくとも一つの仮想化サーバを含み、 前記仮想化サーバは、該仮想化サーバで動作する少なくとも一つの仮想マシンにより、配置されたユーザシステムを動作させることが可能なものであり、 各データセンターが有すリソースは、ユーザシステムが平常時に使用するプライマリリソースとして割り当てられるという用途と、障害時のためのバックアップリソースとして確保されるという用途の、いずれに供することも可能なものであり、 前記管理装置は、 前記複数のデータセンターの各々の現在のリソース量に関する第1の情報を記憶する記憶手段と、 ユーザシステムの配置要求として、該ユーザシステムが必要とするリソース量を示す第2の情報を入力する入力手段と、 前記ユーザシステムを配置した平常時のデータセンターが属する地域で障害が発生したと仮定して、該障害の影響が及ばない地域に属するデータセンターに前記ユーザシステムを配置できるだけのリソース量を、バックアップリソースとして確保しておけるか否かを、前記第1の情報及び前記第2の情報に基づいて、判断する判断手段と、 前記判断手段によるバックアップリソース確保可能の判断に応じて、前記ユーザシステムの平常時の配置先となるデータセンター及び該データセンターにおいて該ユーザシステムに割り当てられるべきプライマリリソース量を特定する情報を出力し、前記判断手段によるバックアップリソース確保不能の判断に応じて、前記ユーザシステムの配置要求を拒否する出力手段と を備えることを特徴とする管理装置。
IPC (1件):
G06F 12/00
FI (2件):
G06F12/00 531D ,  G06F12/00 545A
Fターム (3件):
5B082CA08 ,  5B082DE06 ,  5B082HA08

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