特許
J-GLOBAL ID:201203060212621130
積層型軟磁性シートの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人田治米国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-032516
公開番号(公開出願番号):特開2012-151481
出願日: 2012年02月17日
公開日(公表日): 2012年08月09日
要約:
【課題】シート厚変化が抑制され且つ透磁率の変動も小さい積層型軟磁性シートを製造する。【解決手段】積層型軟磁性シートの製造方法は、(A)扁平な軟磁性粉末を含有するエポキシ系軟磁性組成物を、剥離基材上に塗布し、その硬化反応が実質的に生じない温度T1で乾燥し、剥離基材上に形成されている硬化性軟磁性シートを取得する工程;(B)剥離基材上に形成されている該硬化性軟磁性シートを2枚用意し、剥離基材が外側となるように積層して積層物を取得する工程;(C)得られた積層物を、剥離基材を介して、硬化反応が実質的に生じない温度T2において、線圧を印加するラミネーターにて線圧力P1、線圧力P2及び線圧力P3(但し、P1<P2<P3)で順次圧縮する工程;及び(D)続いて硬化反応が生ずる温度T3において、剥離基材を介して、圧縮された積層物を、面圧を印加するプレス機で圧縮し、本硬化させて積層型軟磁性シートを得る工程を有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
積層型軟磁性シートの製造方法であって、以下の工程(A)〜(D):
(A)少なくとも扁平な軟磁性粉末と、グリシジル基を有するアクリルゴムと、エポキシ樹脂と、エポキシ樹脂用潜在性硬化剤と、溶剤とを混合してなる軟磁性組成物を、剥離基材上に塗布し、軟磁性組成物の硬化反応が実質的に生じない温度T1で乾燥し、剥離基材上に形成されている硬化性軟磁性シートを取得する工程;
(B)剥離基材上に形成されている硬化性軟磁性シートを2枚用意し、剥離基材が外側となるようにそれらを積層して積層物を取得する工程;
(C)得られた積層物を、その両面のそれぞれに配した剥離基材を介して、硬化反応が実質的に生じない温度T2において、線圧を印加するラミネーターにて線圧力P1、線圧力P2及び線圧力P3(但し、P1<P2<P3)で順次圧縮する工程; 及び
(D)続いて硬化反応が生ずる温度T3において、圧縮された積層物を、その両面のそれぞれに配した剥離基材を介して、面圧を印加するプレス機で圧縮して積層型軟磁性シートを得る工程
を有することを特徴とする製造方法。
IPC (3件):
H01F 1/28
, H01F 1/00
, H05K 9/00
FI (3件):
H01F1/28
, H01F1/00 C
, H05K9/00 M
Fターム (15件):
5E040BB05
, 5E040CA13
, 5E040HB07
, 5E040NN18
, 5E041AA11
, 5E041AC01
, 5E041BB03
, 5E041BC05
, 5E041HB06
, 5E321AA11
, 5E321BB23
, 5E321BB32
, 5E321BB53
, 5E321GG11
, 5E321GH10
引用特許: