特許
J-GLOBAL ID:201203060734818929
工作機械の振動抑制装置及び方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
石田 喜樹
, 上田 恭一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-269401
公開番号(公開出願番号):特開2012-115963
出願日: 2010年12月02日
公開日(公表日): 2012年06月21日
要約:
【課題】加工完了までの所要時間を変更したり、過度の加工条件変更によるびびり振動の増加を招いたりすることなく、発生したびびり振動に対して適切に対処する。【解決手段】S2で各パラメータに基づいて上限回転速度を設定して加工を開始し(S3)、びびり振動の発生を検出してびびり振動の種類を判別し(S4,S5)、検出されたびびり振動が強制びびり振動であれば、そのときの回転速度と振動量とを記憶して(S7)回転速度を上昇側へ変更する(S8)一方、回転速度を上昇側へ変更しても振動が拡大傾向にある場合(S10)、若しくは上昇側へ変更しようとする次の回転速度が上限回転速度を超える場合(S13)には、回転速度を上昇側へ変更することなく、記憶された回転速度から振動量が最小となる回転速度を選択する(S11)。【選択図】図2
請求項(抜粋):
工具又はワークを回転させる回転軸を備えた工作機械において、前記回転軸の回転に伴って発生するびびり振動を前記回転軸の回転速度の変更によって抑制する振動抑制装置であって、
前記回転速度の上限を設定する上限回転速度設定手段と、
前記びびり振動の発生を検出する振動検出手段と、
検出された前記びびり振動の種類を判別する振動判別手段と、
前記振動検出手段によりびびり振動を検出した場合、そのときの前記回転速度と振動量とを記憶する記憶手段と、
前記振動判別手段において判別された前記びびり振動が強制びびり振動であれば、前記回転速度を上昇側へ変更する回転速度変更手段と、
前記回転速度を上昇側へ変更しても前記強制びびり振動の振動量が増加した場合、若しくは上昇側へ変更しようとする次の回転速度が、前記上限回転速度設定手段で設定された上限回転速度を超える場合には、前記回転速度を上昇側へ変更することなく、前記記憶手段に記憶された前記回転速度から前記振動量が最小となる前記回転速度を選択する回転速度選択手段と
を備えることを特徴とする工作機械の振動抑制装置。
IPC (3件):
B23Q 15/12
, G05B 19/404
, B23Q 17/12
FI (3件):
B23Q15/12 A
, G05B19/404 K
, B23Q17/12
Fターム (20件):
3C001KA07
, 3C001KB01
, 3C001KB09
, 3C001TA06
, 3C001TB08
, 3C001TC05
, 3C269AB01
, 3C269AB02
, 3C269AB31
, 3C269BB12
, 3C269CC17
, 3C269EF30
, 3C269EF35
, 3C269EF66
, 3C269MN04
, 3C269MN24
, 3C269MN26
, 3C269PP08
, 3C269PP15
, 3C269QD03
引用特許:
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