特許
J-GLOBAL ID:201203061462934459

電気化学デバイス、および蓄電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-215721
公開番号(公開出願番号):特開2012-069497
出願日: 2010年09月27日
公開日(公表日): 2012年04月05日
要約:
【課題】ラミネート外装型の電気化学デバイスにおいて、外形寸法と電気的な性能を維持しつつ、コストアップを招くことなく、内圧上昇に伴う破裂を防止し、所望の場所に向けてガスや電解液を排出できるようにする。【解決手段】フィルム状外装体100内にセパレーター30を介してシート状電極(10p,10n)を積層させた積層体50と電解液51が密封され、外装体は、2枚のフィルム素材(100a,100b)の周縁を枠状に縁取る接着領域60にて接着され、積層体は、枠状の接着領域の内側に配置され、接着領域の一部に、外装体の外側に開口しつつ、内周に向けて凸状に延長して、接着領域の他の部分よりも幅wdが狭くなる内圧開放部70が形成され、内圧開放部は、内圧上昇時に、接着領域が内周側から外周側に向かって剥離していく過程で、他の領域に先行して外装体の内外を連絡させて内圧を開放する電気化学デバイス1aとした。【選択図】図5
請求項(抜粋):
略矩形のシート状に成形された正極と負極をセパレーターを介して対向配置してなる積層体と電解液とがフィルム状の外装体内に密封されているとともに、前記積層体に形成されている電極端子に接続された電極板が前記外装体の外に露出されてなる電気化学デバイスであって、 前記外装体は、平面形状が同じ2枚のフィルム素材の周縁を枠状に縁取る接着領域にて相互に接着されてなり、 前記積層体は、前記枠状の接着領域の内側に配置され、 前記枠状の接着領域の一部に、外装体の外側に開口しつつ、内周に向けて凸状に延長して、当該接着領域の他の部分よりも幅が狭くなる内圧開放部が形成され、 前記内圧開放部は、前記外装体内の内圧が上昇したときに、前記枠状の接着領域が内周側から外周側に向かって剥離していく過程で、当該接着領域の他の領域に先行して前記外装体の内外を連絡させて前記内圧を開放する、 ことを特徴とする電気化学デバイス。
IPC (4件):
H01M 2/12 ,  H01M 2/10 ,  H01M 2/02 ,  H01G 9/12
FI (4件):
H01M2/12 101 ,  H01M2/10 A ,  H01M2/02 K ,  H01G9/12 B
Fターム (15件):
5H011AA13 ,  5H011AA17 ,  5H011CC10 ,  5H011FF02 ,  5H012AA03 ,  5H012BB04 ,  5H012CC01 ,  5H012DD06 ,  5H012EE01 ,  5H012FF01 ,  5H012GG03 ,  5H012JJ02 ,  5H040AA34 ,  5H040AT04 ,  5H040AY05

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