特許
J-GLOBAL ID:201203062483599087
強度、導電率及び曲げ加工性に優れたチタン銅及びその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
赤尾 謙一郎
, 下田 昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-072792
公開番号(公開出願番号):特開2012-207254
出願日: 2011年03月29日
公開日(公表日): 2012年10月25日
要約:
【課題】強度、導電率及び曲げ加工性に優れたチタン銅及びその製造方法を提供する。【解決手段】0.5〜4.5質量%のTiを含有し、残部がCu及び不可避不純物からなり、Ti濃度が1質量%以下のCu高濃度層とTi濃度が13質量%以上の層とでラメラ組織をする粒界反応相と、Ti濃度が13質量%以上の安定相とを有し、粒界反応相の円相当粒径が8μm以上、安定相の円相当粒径が5μm以下であって、0.2%耐力が850MPa以上、導電率が18%IACS以上であり、JIS H 3130に規定するW曲げ試験を圧延方向に直角な方向に行った際、割れの生じない最小曲げ半径(MBR、単位:mm)と板厚(t、単位:mm)との比(MBR/t)が1以下であるチタン銅である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
0.5〜4.5質量%のTiを含有し、残部がCu及び不可避不純物からなり、
Ti濃度が1質量%以下のCu高濃度層とTi濃度が13質量%以上の層とでラメラ組織を構成する粒界反応相と、Ti濃度が13質量%以上の安定相とを有し、
前記粒界反応相の円相当粒径が8μm以上、安定相の円相当粒径が5μm以下であって、
0.2%耐力が850MPa以上、導電率が18%IACS以上であり、JIS H 3130に規定するW曲げ試験を圧延方向に直角な方向に行った際、割れの生じない最小曲げ半径(MBR、単位:mm)と板厚(t、単位:mm)との比(MBR/t)が1以下であるチタン銅。
IPC (6件):
C22C 9/00
, C22F 1/08
, H01B 1/02
, H01B 13/00
, C22C 9/06
, C22C 9/10
FI (7件):
C22C9/00
, C22F1/08 B
, C22F1/08 Q
, H01B1/02 A
, H01B13/00 Z
, C22C9/06
, C22C9/10
Fターム (4件):
5G301AA08
, 5G301AA21
, 5G301AB02
, 5G301AD03
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