特許
J-GLOBAL ID:201203062568298213

網戸用自走防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-250689
公開番号(公開出願番号):特開2012-102503
出願日: 2010年11月09日
公開日(公表日): 2012年05月31日
要約:
【課題】網戸18の開閉操作性を低下させる事なく、この網戸18が閉鎖位置から開放方向へと移動する事を、長期間に亙り安定して防止できる構造を実現する。【解決手段】網戸18を構成する竪框31aの戸先側端部に、屋内外方向に配置された係止片42を有する網戸側係止部材34を支持固定する。又、縦枠21aの屋外側端部に設けられた屋外側壁76に対して、屋内外方向に配置された受片64を有する窓枠側可動受部材35を、ガイド部材37を利用して、上記屋外側壁76に沿った上下方向に関する移動のみ可能に支持する。これにより、上記窓枠側可動受部材35を上方或いは下方に移動させる事で、上記係止片42に対して上記受片64を、水平方向に係合させる状態と係合しない状態とに切り替え可能とする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
窓枠に対し水平移動自在に建て込まれた網戸が、閉鎖位置から開放方向へと移動する事を防止する為の網戸用自走防止装置に於いて、 網戸側係止部材と、窓枠側可動受部材と、ガイド部材とを備え、 このうちの網戸側係止部材は、上記網戸を構成する竪框の戸先側端部に支持固定され、その一部に屋内外方向に配置された係止片を有するものであり、 上記窓枠側可動受部材は、操作部と、本体部とを組み合わせて成るもので、このうちの操作部は、断面略コ字形で、屋内側に配置された屋内板部と、屋外側に配置された屋外板部と、これら屋内、屋外両板部の一端縁同士を連結する連結板部とから成り、上記窓枠を構成する縦枠の屋外側端部に設けられた屋外側壁を覆う状態で設けられており、上記屋内板部と上記屋外板部との屋内外方向に整合する部分には、それぞれ上下方向に長いガイド長孔が形成されており、上記本体部は、上記屋外側壁と上記屋外板部との間部分に挟持され、この屋外板部に対し上下方向に関する相対変位を不能に係合された基板部と、屋内外方向に配置された受片とを有するものであり、この基板部のうちで上記両ガイド長孔と屋内外方向に整合する部分には、上下方向に長い長孔若しくは切り欠きが形成されており、 上記ガイド部材は、上記屋外側壁に対して上下方向及び上記網戸の開閉方向に関する相対変位を不能に支持されており、上記ガイド部材のうちで上記屋外側壁の屋内側面から突出する状態で設けられた屋内側ガイド部を、上記屋内板部に形成されたガイド長孔に係合させると共に、上記屋外側壁の屋外側面から突出する状態で設けられた屋外側ガイド部を、上記基板部に形成された長孔若しくは切り欠き及び上記屋外板部に形成されたガイド長孔にそれぞれ係合させる事で、上記窓枠側可動受部材を上記屋外側壁に沿った上下方向に関する移動のみを可能に支持案内しており、 上記網戸を閉鎖位置に迄移動させた状態で、上記窓枠側可動受部材を上方或いは下方に移動させる事によって、この窓枠側可動受部材を構成する本体部に設けられた受片が、上記網戸側係止部材を構成する係止片に対して、水平方向に係合する状態と係合しない状態とに切り替え可能とした事を特徴とする網戸用自走防止装置。
IPC (2件):
E06B 9/52 ,  E05C 21/02
FI (2件):
E06B9/52 M ,  E05C21/02

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