特許
J-GLOBAL ID:201203063492279636
光合成を強化する宇宙内システムと方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 正二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-536933
公開番号(公開出願番号):特表2012-510248
出願日: 2009年11月23日
公開日(公表日): 2012年04月26日
要約:
本発明は、地球上の光合成を強化するための宇宙内システムに関する。本システムが備える衛星(2)は、太陽光を集めるための、その位置が固定的である少なくとも1つの第1光学アセンブリ(3)と、集められた光を集められた束密度より高い密度の再伝送束密度で、かつ調整可能な配向で再伝送するための、第1光学アセンブリ(3)よりサイズが小さくかつ慣性が少ない第2光学アセンブリ(6)と、第2の光学アセンブリ(6)の方向性を調整できる遠隔制御が可能な手段と、集められた光を第1光学アセンブリ(3)から第2の光学アセンブリ(6)へ伝送する光伝送手段(10)とを備える。第2光学アセンブリ(6)は、約450nmおよび660nmである指定された周波数帯域内の光のみを再伝送する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
地球上で光合成を強化する方法であつて、
- 少なくとも1つの太陽光再伝送衛星(2)が地球(T)を取囲む軌道上に位置し、その太陽光再伝送衛星(2)が以下に述べる衛星搭載要素、即ち
・ 太陽光を集光させるものであって、その位置が前記再伝送衛星(2)の構造体(5)に対して固定的である第1光学アセンブリ(3)、
・ 前記第1光学アセンブリ(3)で集めた光を、集められた束密度より高密度の再伝送束で再伝送するためのものであって、その方向性は光がそれにしたがって再伝送される軸(7)の方向を修正するように前記再伝送衛星(2)の前記構造体(5)に対して修正することが可能である、前記第1アセンブリ(3)よりもサイズおよび慣性が小さい第2光学アセンブリ(6)、
・ 前記第2の光学アセンブリ(6)の方向性を調整することができ、遠隔制御可能な手段(8)、
・ 前記第1の光学アセンブリ(3)により集められた任意の光を、前記第1光学アセンブリ(3)から、その方向性がどのようなものであれ前記第2光学アセンブリ(6)へ伝送するように形成される光伝送手段(10)、および
・ 前記集められた光を、前記第2の光学アセンブリ(6)が各々約450nmおよび660nmの画定された周波数帯域内のみの光を再伝送するように濾波するためのフィルタリング手段を少なくとも1組具備し、
- 前記再伝送衛星(2)は、少なくとも前記再伝送衛星(2)が天体(T)の所定の領域(RE)の上を移動しているときは前記再伝送衛星(2)の前記第1光学アセンブリ(3)が常に太陽(S)の方へ向き、よってこのような移動時に太陽光を集めることができるように配向され、かつ、
- 前記再伝送衛星(2)の前記第2光学アセンブリ(6)の方向性は、集められた太陽光を地球(T)の所定の地域(Z)上へ、前記再伝送衛星(2)が前記領域(RE)の上を移動する時点で地球(T)のこの地域(Z)上の光合成を強化するために再伝送するように遠隔的に調整されている
地球上で光合成を強化する方法。
IPC (2件):
FI (3件):
H02J17/00 D
, B64G1/44
, H02J17/00 X
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