特許
J-GLOBAL ID:201203063812625368

気象観測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松尾 憲一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-232000
公開番号(公開出願番号):特開2012-083318
出願日: 2010年10月14日
公開日(公表日): 2012年04月26日
要約:
【課題】揚力を得るためのロータの回転の反作用としてのトルクを打ち消すことなく機体の位置制御を行うことができるとともに、簡単な構造、小型・軽量な構成を容易に実現することができ、故障が少なくメンテナンスも容易であり、低コストで作製することができる気象観測装置を提供すること。【解決手段】気象観測装置1は、揚力を生じさせるプロペラ3と、プロペラ3を回転させるモータ4と、プロペラ3の回転による反力を受けてプロペラ3の回転方向と反対方向に回転する機体2と、回転する機体2が抵抗を受ける気流の流れを変化させることで、機体2を所定の傾倒方向に傾かせる可動翼と、機体2の方位を検出する地磁気センサ6と、機体2の方位に基づき、回転する機体2が所定の指示方位を向くタイミングと同期させて、尾翼5を周期的に動作させることで、機体2の移動を制御するマイクロコンピュータ7と、温度センサ8とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
回転することで揚力を生じさせるロータと、 前記ロータを回転させる駆動源と、 前記ロータ及び前記駆動源を保持し、前記ロータが回転することによる反力を受けて前記ロータの回転方向と反対方向に回転するとともに、前記ロータが回転することにより得られる揚力によって飛行する機体と、 前記機体に対して移動可能に設けられ、前記機体が前記反力によって回転することにより抵抗を受ける気流の流れを変化させることで、前記機体を、前記ロータの回転軸線が傾く所定の傾倒方向に傾かせる可動翼と、 前記機体に設けられ、前記機体が向いている方位を検出する方位検出手段と、 前記機体に設けられ、前記方位検出手段により検出された前記方位に基づき、前記反力によって回転する前記機体が、前記機体の進む方向として指示された所定の指示方位を向くタイミングと同期させて、前記機体が前記傾倒方向を前記指示方位に対応させて傾くように前記可動翼を周期的に動作させることで、前記機体の移動を制御するコントローラと、 前記機体に設けられ、観測対象となる所定の気象要素を計測するための計測器と、を備える、 気象観測装置。
IPC (4件):
G01W 1/08 ,  B64C 29/00 ,  B64C 39/02 ,  B64C 13/20
FI (5件):
G01W1/08 Z ,  G01W1/08 C ,  B64C29/00 A ,  B64C39/02 ,  B64C13/20 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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