特許
J-GLOBAL ID:201203063877256726

車両用自動変速機のシフト切換制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 池田 治幸 ,  池田 光治郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-153423
公開番号(公開出願番号):特開2012-013216
出願日: 2010年07月05日
公開日(公表日): 2012年01月19日
要約:
【課題】電源の瞬断によってシフト部材の移動量が分からなくなった時に、シフト部材をP位置側或いはD位置側の壁当て位置(移動端)まで移動させて移動量を再設定する場合に、できるだけ運転者に違和感を生じさせることなく移動量を再設定できるようにする。【解決手段】ディテントプレートの現在のシフト位置および指令値PSH、PPが表すシフト位置の指令値をSRAMに逐次記憶しておき、電源の瞬断によってディテントプレートの移動量(加減積算値)PSEが不明になった場合に、瞬断復帰後に移動量PSEを再設定する際の壁当て方向がSRAMに記憶された瞬断直前のシフト位置および指令値に応じて定められるため、機械式パーキングロック機構の作動(ロック)や作動解除に伴う異音の発生などで運転者に違和感を生じさせることなく、そのディテントプレートの移動量PSEを再設定することができる。【選択図】図11
請求項(抜粋):
自動変速機を動力伝達遮断状態にするとともに機械式パーキングロック機構を作動させる駐車用のP位置、該自動変速機を後進駆動可能にするR位置、該自動変速機を動力伝達遮断状態にするN位置、および該自動変速機を前進駆動可能にするD位置の、少なくとも4つのシフト位置へその順番で移動させられるシフト部材と、 該シフト部材の前記P位置側および前記D位置側の移動端をそれぞれ規定する移動端規定部材と、 電気信号に従って前記シフト部材を前記P位置側移動端と前記D位置側移動端との間で往復移動させるとともに、任意の位置で停止させることができる移動装置と、 前記シフト部材の相対的な移動量を検出する移動量検出装置と、 前記4つ以上のシフト位置の中から運転者によって選択されたシフト位置を表す指令値を出力するシフト選択スイッチと、 前記指令値が表すシフト位置へ前記シフト部材を移動させるように、前記P位置側移動端および前記D位置側移動端の何れかを基準位置にして、前記移動量検出装置によって検出された移動量に基づいて前記移動装置を制御するシフト切換手段と、 を有する車両用自動変速機のシフト切換制御装置において、 前記シフト部材の現在のシフト位置および前記指令値を逐次記憶するとともに、電源が遮断されても記憶内容を保持できるシフト状態記憶装置と、 前記基準位置に対する前記シフト部材の移動量が不明になった場合に、前記シフト状態記憶装置に記憶された前記シフト位置および前記指令値が何れも前記P位置でない時には、該シフト部材を前記D位置側移動端まで移動させて前記基準位置に対する該シフト部材の移動量を再設定する移動量再設定手段と、 を有することを特徴とする車両用自動変速機のシフト切換制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/28 ,  F16H 61/12
FI (2件):
F16H61/28 ,  F16H61/12
Fターム (32件):
3J067AA04 ,  3J067AA21 ,  3J067AB21 ,  3J067AC12 ,  3J067BA58 ,  3J067CA02 ,  3J067CA09 ,  3J067CA22 ,  3J067CA32 ,  3J067DB34 ,  3J067DB35 ,  3J067FA63 ,  3J067FA65 ,  3J067FA84 ,  3J067FB45 ,  3J067FB73 ,  3J067FB76 ,  3J067GA01 ,  3J552MA02 ,  3J552PA19 ,  3J552PB02 ,  3J552PB10 ,  3J552QB07 ,  3J552QC01 ,  3J552SA30 ,  3J552TB17 ,  3J552VA62W ,  3J552VA63W ,  3J552VB01Z ,  3J552VB10Z ,  3J552VD02Z ,  3J552VD11Z

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