特許
J-GLOBAL ID:201203065120936889

健全性評価装置及びその方法並びにプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 藤田 考晴 ,  上田 邦生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-017091
公開番号(公開出願番号):特開2012-159298
出願日: 2011年01月28日
公開日(公表日): 2012年08月23日
要約:
【課題】検査対象に適合した相関行列の逆行列を得ることにより信頼性の高いマハラノビス距離を算出すること。【解決手段】マハラノビス距離を算出するのに使用する相関行列の逆行列において、固有値分解により得た複数の固有値のうち、マハラノビス距離算出に用いる固有値数を決定するための固有値閾値の適正範囲を求める際に、単位空間を定義するための単位空間データ行列と健全性評価の対象となるトランスミッションから取得されたデータであり、かつ、該単位空間に属すると判断できる比較データの行列のそれぞれについて、行毎に情報量規準の値が最小となる固有値の候補閾値を求め、該候補閾値の分布に基づいて、比較データが単位空間に属すると判定される固有値閾値の適正範囲を求める健全性評価装置10を提供する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
マハラノビス距離を用いて機器の健全性評価を行う健全性評価装置であって、 単位空間を定義するための単位空間データと、健全性評価の対象となる前記機器から取得されたデータであり、かつ、該単位空間に属すると判断できる比較データとを記憶する第1記憶手段と、 前記単位空間データの相関行列を固有値分解する固有値分解手段と、 固有値分解により得た複数の固有値のうち、マハラノビス距離算出に用いる固有値数を決定するための固有値閾値の適正範囲を求める閾値適正範囲決定手段と、 前記固有値閾値の適正範囲内で設定された固有値閾値以上の固有値を用いて、前記相関行列の近似逆行列を計算する近似逆行列算出手段と、 前記近似逆行列を記憶する第2記憶手段と、 前記検査対象の健全性を評価するための検査データが入力された場合に、前記第2記憶手段から前記近似逆行列を読み出し、読み出した前記近似逆行列を用いて前記検査データのマハラノビス距離を算出するマハラノビス距離計算手段と を有し、 前記単位空間データの行列及び前記比較データの行列は、いずれも行および列のいずれか一方がデータレコードに対応し、他方が特性項目に対応する構造を持ち、 前記閾値適正範囲決定手段は、前記単位空間データの行列及び前記比較データの行列のそれぞれについて、前記データレコード毎に情報量規準の値が最小となる固有値の候補閾値を求め、該候補閾値の分布に基づいて、前記比較データが前記単位空間に属すると判定される固有値閾値の適正範囲を求める健全性評価装置。
IPC (1件):
G01M 99/00
FI (1件):
G01M19/00 Z
Fターム (5件):
2G024AD01 ,  2G024BA11 ,  2G024CA30 ,  2G024DA06 ,  2G024FA06
引用特許:
出願人引用 (5件)
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