特許
J-GLOBAL ID:201203065255937303

タイムスケーリング方法、ピッチシフト方法、オーディオデータ処理装置およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-135068
公開番号(公開出願番号):特開2012-002858
出願日: 2010年06月14日
公開日(公表日): 2012年01月05日
要約:
【課題】楽音の種類に拠らず、FFT方式を用いて高品質な音に変換可能なタイムスケーリング方法等を提供する。【解決手段】デジタルオーディオデータを、周波数成分ごとの振幅と位相に変換するFFT部21と、振幅および/または位相の時間変化率の演算結果に応じて、周波数成分ごとの位相が、周波数変換ステップの演算結果そのものとして位相のリセット処理を行う第1の位相演算処理と、周波数成分ごとの位相が、周波数変換ステップの前回の演算結果から時間伸縮を考慮して連続変化したものとして位相の連続化処理を行う第2の位相演算処理と、のいずれかを行う位相演算部22と、位相演算部22による位相演算処理後の各周波数成分を、デジタルオーディオデータに変換する逆FFT部23と、逆FFT部23による周波数逆変換処理時に、時間伸縮率に比例してデータ数を増減させる時間伸縮演算部24と、を備えた。【選択図】図2
請求項(抜粋):
オーディオデータ処理装置が、 デジタルオーディオデータを、周波数成分ごとの振幅と位相に変換する周波数変換ステップと、 前記振幅および/または前記位相の時間変化率の演算結果を用いて異なる位相切替判別を行う複数の位相切替判別処理の処理結果に応じ、前記周波数成分ごとの位相が、前記周波数変換ステップの演算結果そのものとして位相のリセット処理を行う第1の位相演算処理と、前記周波数成分ごとの位相が、前記周波数変換ステップの前回の演算結果から時間伸縮を考慮して連続変化したものとして位相の連続化処理を行う第2の位相演算処理と、の少なくともいずれかを行う位相演算ステップと、 前記位相演算ステップによる位相演算処理後の各周波数成分を、デジタルオーディオデータに変換する周波数逆変換ステップと、 前記周波数逆変換ステップによる周波数逆変換処理時に、時間伸縮率に比例して周波数逆変換後のデジタルオーディオデータのデータ数を増減させる時間伸縮演算ステップと、を実行することを特徴とするタイムスケーリング方法。
IPC (2件):
G10H 7/02 ,  G10L 21/04
FI (3件):
G10H7/00 521M ,  G10L21/04 110D ,  G10L21/04 120D
Fターム (4件):
5D378AD21 ,  5D378AD59 ,  5D378AD63 ,  5D378KK01

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