特許
J-GLOBAL ID:201203066507693891

磁気記録媒体、磁気再生装置、磁気再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯野 道造 ,  多田 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-196570
公開番号(公開出願番号):特開2012-053957
出願日: 2010年09月02日
公開日(公表日): 2012年03月15日
要約:
【課題】データの記録領域として磁性細線でトラックを形成した磁気ディスクにおいて、再生方式によらずに高記録密度化の可能な磁気ディスクを提供する。【解決手段】磁気ディスクは基板上に磁性細線5を同心円状に備え、それぞれの磁性細線5は、相対的に飽和磁化の低い低Ms領域5eをイオン注入により形成されたことを特徴とする。磁性細線5は「0」または「1」のデータを連続して記録され、データを記録された領域は磁区として、磁性細線5の両端に接続した電極61,62にて供給されるパルス電流により磁性細線5中を断続的にシフト移動する。磁区は低Ms領域5eに到達しているときにその長さが伸長するため、この領域に再生領域5rを設けて、データを入射光のレーザースポットや磁気ヘッド21で磁気の検出可能な磁区の大きさに拡大して再生でき、磁性細線5の低Ms領域5e外においてはデータを長さLbの磁区に圧縮して格納できる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
基板上に磁性体を細線状に形成してなる1以上の磁性細線を備えて、前記磁性細線に2値のデータを異なる2方向の磁化のいずれかとして当該磁性細線の細線方向に連続して記録され、前記磁性細線の両端に一対の電極を接続してパルス電流を細線方向に供給されることにより、当該磁性細線において、前記2値の一方のデータを記録されて形成した磁区と前記2値の他方のデータを記録されて形成した磁区との間に生成している磁壁が細線方向に断続的に移動する磁気記録媒体であって、 前記磁性細線は、前記磁化の方向を検出するための領域として、細線方向に区切られた領域に低飽和磁化領域を備え、 前記磁性細線は、前記低飽和磁化領域を、当該低飽和磁化領域にイオンを注入されたことにより飽和磁化を相対的に低くして予め形成され、 前記磁区は、前記低飽和磁化領域に到達しているときに限定して、その細線方向長さが伸長することを特徴とする磁気記録媒体。
IPC (3件):
G11B 5/65 ,  G11B 5/855 ,  G11B 11/105
FI (5件):
G11B5/65 ,  G11B5/855 ,  G11B11/105 511Z ,  G11B11/105 516K ,  G11B11/105 586M
Fターム (10件):
5D006BB07 ,  5D006DA03 ,  5D075CC40 ,  5D075DD01 ,  5D075FF11 ,  5D112AA05 ,  5D112AA18 ,  5D112AA24 ,  5D112BB06 ,  5D112GA23

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