特許
J-GLOBAL ID:201203066781024122
複合成形体、複合成形体の製造方法及びインモールドラベル
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
正林 真之
, 林 一好
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-223237
公開番号(公開出願番号):特開2012-144036
出願日: 2011年10月07日
公開日(公表日): 2012年08月02日
要約:
【課題】製造コストをほとんど増大させず、且つ生産性をほとんど低下させずに、薄い形状の成形体に由来する薄層と樹脂組成物に由来する成形体層との密着性を改善する技術を提供する。【解決手段】結晶性熱可塑性樹脂薄肉成形体に由来の薄層と、溶融樹脂組成物に由来の成形体層との境界付近に、互いの材料が溶け合い、結晶状態となる混合層が形成される条件で製造する。例えば、金型の内表面の少なくとも一部に断熱層が形成された金型の内部に、結晶性熱可塑性樹脂薄肉成形体を配置し、結晶性樹脂を含む溶融樹脂組成物を流し込む成形工程を備える方法で製造する。この製造方法において、結晶性熱可塑性樹脂薄肉成形体は、少なくとも薄肉部分の一部が断熱層と重なるように配置し、結晶性熱可塑性樹脂薄肉成形体は、少なくとも薄肉部分の相対結晶化度が60%以下のものを使用する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
金型の内表面の少なくとも一部に断熱層が形成された金型の内部に、結晶性熱可塑性樹脂薄肉成形体を配置し、該結晶性熱可塑性樹脂と溶着可能な溶融樹脂組成物を流し込む成形工程を備え、
前記結晶性熱可塑性樹脂薄肉成形体は、少なくとも薄肉部の一部が断熱層と重なるように配置され、
前記結晶性熱可塑性樹脂薄肉成形体の少なくとも薄肉部は、相対結晶化度が60%以下であり、
(前記相対結晶化度とは、前記溶融樹脂組成物を成形した際、前記断熱層に直接接し固化した部分の結晶化度を100%としたときの結晶化度を指す。)
前記成形工程における金型温度は、前記結晶性熱可塑性樹脂の再結晶化温度未満であり、
前記成形工程における、前記溶融樹脂組成物の温度は、ガラス転移温度以上である複合成形体の製造方法。
IPC (3件):
B29C 45/14
, B29C 45/78
, B29C 45/73
FI (3件):
B29C45/14
, B29C45/78
, B29C45/73
Fターム (26件):
4F202AA25
, 4F202AA34A
, 4F202AD05B
, 4F202AD05C
, 4F202AD09B
, 4F202AD23B
, 4F202AG03
, 4F202AJ13
, 4F202AK14
, 4F202AR06
, 4F202CA11
, 4F202CB13
, 4F202CB19
, 4F206AA25
, 4F206AA34A
, 4F206AD05B
, 4F206AD05C
, 4F206AD09B
, 4F206AD23B
, 4F206AG03
, 4F206AJ13
, 4F206AK14
, 4F206AR065
, 4F206JA07
, 4F206JB13
, 4F206JB19
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