特許
J-GLOBAL ID:201203067289623750
絶縁電線およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
内藤 照雄
, 牧野 純
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-265280
公開番号(公開出願番号):特開2012-119087
出願日: 2010年11月29日
公開日(公表日): 2012年06月21日
要約:
【課題】カットスルー特性に優れると共に、引張伸び特性を有する電線およびその製造方法を提供すること。【解決手段】 導体の外周面上を絶縁体で被覆してなる絶縁電線であって、 前記絶縁体は、ポリプロピレン系樹脂30〜85質量部と、ポリフェニレンエーテル系樹脂10〜50質量部と、スチレン系エラストマー5〜30質量部とを含んで構成されるベース樹脂成分100質量部に対して、低密度ポリエチレン(LDPE)を1.5〜7質量部および顔料を0.9〜5質量部ならびにリン系難燃剤を10〜30質量部含有してなるハロゲンフリー難燃性樹脂組成物からなり、前記ハロゲンフリー難燃性樹脂組成物は海島の相構造を有し、 前記海島相構造の島に相当する相領域は、低密度ポリエチレンを主成分とする長径が1.5μm以上の領域であり、さらに前記相領域中には、スチレン系エラストマーとポリフェニレンエーテル系樹脂からなり、前記ポリフェニレンエーテル系樹脂が前記スチレン系エラストマーに取り囲まれて存在する相領域が島状に形成されていることを特徴とする絶縁電線。【選択図】なし
請求項(抜粋):
導体の外周面上を絶縁体で被覆してなる絶縁電線であって、
前記絶縁体は、ポリプロピレン系樹脂30〜85質量部と、ポリフェニレンエーテル系樹脂10〜50質量部と、スチレン系エラストマー5〜30質量部とを含んで構成されるベース樹脂成分100質量部に対して、低密度ポリエチレン(LDPE)を1.5〜7質量部および顔料を0.9〜5質量部ならびにリン系難燃剤を10〜30質量部含有してなるハロゲンフリー難燃性樹脂組成物からなり、前記ハロゲンフリー難燃性樹脂組成物は海島の相構造を有し、
前記海島相構造の島に相当する相領域は、低密度ポリエチレンを主成分とする長径が1.5μm以上の領域であり、さらに前記相領域中には、スチレン系エラストマーとポリフェニレンエーテル系樹脂からなり、前記ポリフェニレンエーテル系樹脂が前記スチレン系エラストマーに取り囲まれて存在する相領域が島状に形成されていることを特徴とする絶縁電線。
IPC (8件):
H01B 7/295
, C08L 23/12
, C08L 71/12
, C08L 53/00
, C08L 23/06
, C08K 5/521
, H01B 7/02
, H01B 13/34
FI (8件):
H01B7/34 B
, C08L23/12
, C08L71/12
, C08L53/00
, C08L23/06
, C08K5/521
, H01B7/02 F
, H01B13/00 529Z
Fターム (23件):
4J002BB034
, 4J002BB121
, 4J002BB141
, 4J002BP001
, 4J002BP002
, 4J002CH072
, 4J002CQ015
, 4J002EW047
, 4J002EW137
, 4J002FD096
, 4J002FD135
, 4J002FD137
, 5G309RA01
, 5G309RA04
, 5G309RA05
, 5G309RA12
, 5G315CA03
, 5G315CB02
, 5G315CC08
, 5G315CD01
, 5G315CD02
, 5G315CD13
, 5G323DA04
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