特許
J-GLOBAL ID:201203068245432067
車両の終減速装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
有我 軍一郎
, 有我 栄一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-130979
公開番号(公開出願番号):特開2011-256920
出願日: 2010年06月08日
公開日(公表日): 2011年12月22日
要約:
【課題】簡素な構成によって潤滑油の暖機の促進およびリングギヤによる潤滑油の撹拌抵抗を低減することができるとともに、軸受等の潤滑要素の潤滑性能が低下するのを防止することができる低コストな車両の終減速装置を提供すること。【解決手段】終減速装置6は、車両1の前方に位置する副貯留部28Bと車両1の後方に位置してリングギヤ14の下部が浸漬する主貯留部28Aとが仕切部29によって仕切られ、主貯留部28Aに貯留される潤滑油と副貯留部28Bに貯留される潤滑油との温度差により発電を行う熱電変換モジュール61によってソレノイドバルブ68が主貯留部28Aと副貯留部28Bとを連通または遮断する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内部に差動機構を収容するディファレンシャルケースと、前記ディファレンシャルケースを回転自在に支持するハウジングと、前記ディファレンシャルケースに固定されたリングギヤと、前記ハウジングに回転自在に支持されるとともに、前記リングギヤと噛み合うドライブピニオンとを備え、
前記リングギヤの下部に対向する前記ハウジングの底部に、前記リングギヤの下部が浸漬される潤滑油溜まりが形成される車両の終減速装置において、
前記潤滑油溜まりが、前記車両の前方に位置する第1の潤滑油溜まりと、前記車両の後方に位置して前記リングギヤの下部が浸漬する第2の潤滑油溜まりとに区画され、
前記第1の潤滑油溜まりに貯留される潤滑油と前記第2の潤滑油溜まりに貯留される潤滑油との温度差により発電を行う熱電変換部材と、前記熱電変換部材から供給される電力に基づいて前記第1の潤滑油溜まりと前記第2の潤滑油溜まりとを連通または遮断する弁部材とを有することを特徴とする車両の終減速装置。
IPC (3件):
F16H 57/04
, F16H 57/02
, F16H 48/08
FI (4件):
F16H57/04 B
, F16H57/02 311
, F16H57/02 301D
, F16H48/08 A
Fターム (21件):
3J027FA21
, 3J027FA25
, 3J027FA29
, 3J027FB01
, 3J027HA01
, 3J027HA03
, 3J027HB07
, 3J063AA02
, 3J063AB04
, 3J063AC11
, 3J063BA11
, 3J063CA05
, 3J063CC24
, 3J063CD41
, 3J063XD03
, 3J063XD16
, 3J063XD49
, 3J063XD62
, 3J063XD72
, 3J063XE42
, 3J063XF28
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