特許
J-GLOBAL ID:201203068757109390

現在の時刻を表示または非表示にできる時計用表示機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  鶴田 準一 ,  島田 哲郎 ,  篠田 拓也 ,  三橋 真二 ,  森本 有一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-524338
公開番号(公開出願番号):特表2012-500985
出願日: 2009年08月21日
公開日(公表日): 2012年01月12日
要約:
本発明は、時刻または時計の動作に関する少なくとも1つの情報を表示する表示装置の移動を制御する時計ムーブメントの表示機構であって、所定の形状の周辺部を有しかつ基部ホイール(1、5)によって駆動されるカム(7)と、表示装置の表示位置と関係する当接位置と、表示装置の所定の別の位置と関係する待機位置との間でムーブメントの支持部材に対して枢動可能に取り付けられたレバー(10)とを備える表示機構に関する。レバーは、カムの周辺部と協働して当接位置を規定するカムフォロワ(14)を支持していて、このレバーはさらに、前記表示装置を駆動するカナ(13)と噛み合うラック(12)を有する。弾性手段(15)がレバーに力を印加してそのレバーを当接位置にする。この表示機構はさらに、安定した位置である待機位置および表示位置を少なくとも有する可動式制御部材(24)を備えている。制御部材は、利用者による一連の作用に応答して一方の位置から他方の位置へと交互に移動すると共に、待機位置において弾性手段(15)の作用に逆らい、レバー(10)を待機位置にする一方で、カムは、可動式制御部材とレバーの位置とは独立に常時駆動されるのに適している。したがってこの表示機構は、1つの安定な表示モードから他方の安定な表示モードに移動させることができるため、非常に独創性がある。
請求項(抜粋):
時刻または時計の作用に関する少なくとも1つの表示を示すための表示装置のムーブメントを作動させる時計ムーブメントの基部ホイール(1、5)から駆動されるのに適した時計用表示機構であって、 この表示機構が、 所定の形の周辺部を有し、かつ前記基部ホイールによって駆動されるのに適したカム(7)と、 前記表示装置の表示位置と関係する当接位置と、前記表示装置の所定の別の位置と関係する待機位置との間で、前記時計ムーブメントの支持部材に対して枢動可能に取り付けられたレバー(10)であって、前記当接位置を画定するように前記カムの周辺部と協働するのに適したカムフォロワ(14)を支持し、さらに、前記表示装置を駆動するのに適したカナ(13)と噛み合うように構成されたラック(12)を有するレバーと、 安定した位置である待機位置と表示位置とを少なくとも有する可動式制御装置(24)であって、利用者の一連の作用に応答して一方の位置から他方の位置へと交互に移動するように構成された可動式制御装置と、 前記レバーに力を及ぼして、そのレバーを当接位置に付勢する弾性手段(15)と、 を備え、 前記作動装置がさらに、待機位置において前記弾性手段(15)の作用に逆らい、前記レバー(10)を待機位置にすることができる、 表示機構において、 前記カムが、前記可動式作動装置と前記レバーの位置とは独立に、連続して駆動されるのに適している ことを特徴とする表示機構。
IPC (2件):
G04B 19/02 ,  G04B 19/00
FI (2件):
G04B19/02 Z ,  G04B19/00 Z

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