特許
J-GLOBAL ID:201203068779390114

軟水の製造方法、軟水製造装置およびモザイク荷電膜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中務 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-220039
公開番号(公開出願番号):特開2012-071287
出願日: 2010年09月29日
公開日(公表日): 2012年04月12日
要約:
【課題】海水や河川水等などの原水からカチオンが除去された軟水を効率よく製造する。【解決手段】モザイク荷電膜を用いて、原水からカチオンを除去することにより軟水を製造する方法であって、第1のモザイク荷電膜に原水を透過させて、1価カチオンに対する2価カチオンの比(カチオン比)が原水のカチオン比より小さい透過水を取得する第1の透析工程と、第2のモザイク荷電膜に透過水を透過させ、第2のモザイク荷電膜を透過せずに残存した非透過水を軟水として取得する第2の透析工程とを有する方法を用いる。このとき、第1および第2のモザイク荷電膜が、ビニルアルコール系重合体ブロック(A)およびカチオン性基を有する重合体ブロック(B)を構成成分とするカチオン性ブロック共重合体(P)と、ビニルアルコール系重合体ブロック(C)およびアニオン性基を有する重合体ブロック(D)を構成成分とするアニオン性ブロック共重合体(Q)とを含有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
モザイク荷電膜を用いて、カリウムイオンおよび/またはナトリウムイオンとカルシウムイオンおよび/またはマグネシウムイオンとを含有する原水からカチオンを除去することによって、原水中よりもカチオン濃度が低い軟水を製造する方法であって、 第1のモザイク荷電膜に前記原水の一部を透過させることにより、下記式(1)で表わされるカチオン比が原水のカチオン比より小さい透過水を取得する第1の透析工程と、 第2のモザイク荷電膜に前記第1の透析工程で得られた透過水の一部を透過させ、第2のモザイク荷電膜を透過せずに前記第1のモザイク荷電膜側に残存し且つ前記透過水よりもカチオン濃度が低い軟水を取得する第2の透析工程とを有し、 前記第1および第2のモザイク荷電膜が、ビニルアルコール系重合体ブロック(A)およびカチオン性基を有する重合体ブロック(B)を構成成分とするカチオン性ブロック共重合体(P)と、ビニルアルコール系重合体ブロック(C)およびアニオン性基を有する重合体ブロック(D)を構成成分とするアニオン性ブロック共重合体(Q)とを含有する、軟水の製造方法。
IPC (8件):
C02F 1/44 ,  B01D 61/24 ,  B01D 69/12 ,  B01D 71/80 ,  B01D 61/58 ,  B01D 69/02 ,  B01D 71/38 ,  C08J 5/22
FI (8件):
C02F1/44 D ,  B01D61/24 ,  B01D69/12 ,  B01D71/80 ,  B01D61/58 ,  B01D69/02 ,  B01D71/38 ,  C08J5/22
Fターム (51件):
4D006GA02 ,  4D006GA13 ,  4D006KA11 ,  4D006KA52 ,  4D006KA55 ,  4D006KA57 ,  4D006MA01 ,  4D006MA02 ,  4D006MA03 ,  4D006MA06 ,  4D006MA09 ,  4D006MA13 ,  4D006MA14 ,  4D006MA15 ,  4D006MA31 ,  4D006MC24X ,  4D006MC33X ,  4D006MC37X ,  4D006MC38X ,  4D006MC57X ,  4D006MC74X ,  4D006MC78X ,  4D006MC81 ,  4D006NA03 ,  4D006NA50 ,  4D006NA54 ,  4D006NA62 ,  4D006PA01 ,  4D006PB03 ,  4D006PB04 ,  4D006PB05 ,  4D006PB27 ,  4F071AA28X ,  4F071AA35X ,  4F071AA75X ,  4F071AA78X ,  4F071AB24A ,  4F071AC07A ,  4F071AG05 ,  4F071AG12 ,  4F071AG26 ,  4F071AG28 ,  4F071AG34 ,  4F071AG35 ,  4F071AG36 ,  4F071BB02 ,  4F071BC01 ,  4F071FB03 ,  4F071FC02 ,  4F071FD04 ,  4F071FE03

前のページに戻る