特許
J-GLOBAL ID:201203069238545790

電気自動車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 野田 雅士 ,  杉本 修司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-048631
公開番号(公開出願番号):特開2012-186928
出願日: 2011年03月07日
公開日(公表日): 2012年09月27日
要約:
【課題】 路面状況等に応じた適切なタイヤのスリップを防止が行えて、スリップ防止のための無駄な走行性能の制限を伴うことなく、確実なスリップ防止が行える電気自動車を提供する。【解決手段】 従動輪と駆動輪の回転数N1,N2から、スリップ率推定手段42によりスリップ率λを求める。外乱オブザーバ43によって、車両に作用する車体重量等のその他外力による発生トルク推定値⌒Teを求める。作用トルク推定手段44により、発生トルク推定値⌒TeやモータトルクTmから駆動輪2に作用する全体の作用トルクTを求め、そのトルクとスリップ率から、摩擦係数推定手段45により路面・タイヤ間の摩擦係数μを推定する。この摩擦係数μと上下方向の荷重⌒FZ から、演算手段46で許容最大トルクTmax を定めて、これを超えないようにトルク制限を行う。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
駆動輪を駆動するモータと、加減速の操作手段の出力する指令を基にして与えられるモータトルク指令値に従って前記モータを制御するモータコントロール部とを備えた電気自動車において、 車両速度の検出値と駆動輪回転数とから駆動輪の路面に対するスリップ率を推定するスリップ率推定手段と、 車両速度の検出値と前記モータトルク指令値とから、車両に作用する外力により発生するトルクを推定する外乱オブザーバと、 前記モータトルク指令値または前記モータの電流値、および前記外乱オブザーバの推定した外力により発生するトルクを用いて、前記駆動輪に作用する全トルクを推定する作用トルク推定手段と、 この作用トルク推定手段の推定したトルクと、前記スリップ率推定手段の推定したスリップ率から、前記駆動輪の路面・タイヤ間の摩擦係数を推定する摩擦係数推定手段と、 この推定された摩擦係数と、駆動輪に作用する上下方向の荷重とから、定められた関係によって許容最大トルクを定める許容最大トルク演算手段と、 この定められた許容最大トルクによって前記加減速の操作手段から前記モータに与えるモータトルク指令値を制限するモータトルク指令値制限手段とを備える ことを特徴とする電気自動車。
IPC (1件):
B60L 15/20
FI (3件):
B60L15/20 J ,  B60L15/20 Y ,  B60L15/20 S
Fターム (10件):
5H125AA01 ,  5H125AB01 ,  5H125AC12 ,  5H125BA06 ,  5H125CA01 ,  5H125DD16 ,  5H125EE09 ,  5H125EE42 ,  5H125EE52 ,  5H125FF02

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