特許
J-GLOBAL ID:201203070061020593

化学蓄熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ゆうあい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-145013
公開番号(公開出願番号):特開2012-007822
出願日: 2010年06月25日
公開日(公表日): 2012年01月12日
要約:
【課題】装置内の圧力の上昇を抑制しつつ、高温の熱を出力できる化学蓄熱装置を提供する。【解決手段】酸化カルシウムおよび水を反応させて水酸化カルシウムを生成する際に生じる反応熱によって排気浄化装置7を加熱し、系外にて発生する熱である外部熱によって水酸化カルシウムを酸化カルシウムおよび水に分離させて蓄熱する化学蓄熱装置において、酸化カルシウムを収容する第1、第2反応器11、12と、水を収容する貯蔵容器2と、水蒸気を凝縮させる凝縮器6と、貯蔵容器2に収容された水を液体状態で第1反応器11へ導く第1通路41と、第1反応器11で生じる水蒸気を第2反応器12へ導く第2通路42と、第2反応器12で水酸化カルシウムを分離させた際に生じる水蒸気を凝縮器6へ導く第3通路43と、凝縮器6で凝縮した液体状態の水を貯蔵容器2へ導く第4通路42とを備え、第2反応器12を、排気浄化装置7と熱的に接続する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
第1反応物(A)および第2反応物(B)を反応させて化合物を生成する際に生じる反応熱によって加熱対象物(7)を加熱し、系外にて発生する熱である外部熱によって前記化合物を前記第1反応物(A)および前記第2反応物(B)に分離させて蓄熱する化学蓄熱装置であって、 前記化合物を前記外部熱により加熱する再生用熱交換部(11a、12a)を有するとともに、前記第1反応物(A)を収容する第1、第2反応器(11、12)と、 前記第2反応物(B)を収容する貯蔵容器(2)と、 気体状態の前記第2反応物(B)を凝縮させる凝縮手段(6)と、 前記貯蔵容器(2)に収容された前記第2反応物(B)を液体状態で前記第1反応器(11)へ導く第1通路(41)と、 前記第1反応器(11)で生じる気体状態の前記第2反応物(B)を前記第2反応器(12)へ導く第2通路(42)と、 前記第2反応器(12)で前記化合物を分離させた際に生じる気体状態の前記第2反応物(B)を前記凝縮手段(6)へ導く第3通路(43)と、 前記凝縮手段(6)で凝縮した液体状態の前記第2反応物(B)を前記貯蔵容器(2)へ導く第4通路(42)とを備え、 前記第2反応器(12)は、前記加熱対象物(7)と熱的に接続されていることを特徴とする化学蓄熱装置。
IPC (5件):
F28D 20/00 ,  F01N 5/02 ,  F01N 3/20 ,  F01N 3/24 ,  C09K 5/16
FI (5件):
F28D20/00 G ,  F01N5/02 C ,  F01N3/20 D ,  F01N3/24 L ,  C09K5/00 J
Fターム (7件):
3G091AA02 ,  3G091AB01 ,  3G091BA02 ,  3G091FA01 ,  3G091GB03W ,  3G091GB10W ,  3G091GB20X

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