特許
J-GLOBAL ID:201203070129683006

電線被覆剥取具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 藤本 昇 ,  薬丸 誠一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-088518
公開番号(公開出願番号):特開2012-223025
出願日: 2011年04月12日
公開日(公表日): 2012年11月12日
要約:
【課題】 間接活線操作具を用いた間接活線工法による作業であっても作業者の作業負担を大きくすることなく、電線の絶縁被覆材を容易且つ確実に剥ぎ取ることのできる電線被覆剥取具を提供する。【解決手段】 間接活線操作具の先端に設けられた一対の挟持体に対して取り付けられる一対の分割体を備え、各分割体は、挟持体に連結可能な連結部を有するとともに電線の径方向の半分を嵌め込み可能な溝部が形成された分割体本体と、曲率半径が電線の芯線の半径に対応した円弧状刃部の曲率中心を溝部の中心に一致させた状態で分割体本体に取り付けられた第一切込刃と、前記溝部と同方向に延びる直線状刃部を有し、溝部の内周面上に取り付けられた第二切込刃と、溝部を画定する前記内周面上に突設されて電線の絶縁被覆材に刺衝可能な被覆刺衝体とを備えている。【選択図】図3
請求項(抜粋):
電線の芯線を被覆した絶縁被覆材を取り除くための電線被覆剥取具であって、間接活線操作具の先端に基端部側からの操作で接離可能に設けられた一対の挟持体のそれぞれに対して取り付けられる一対の分割体を備え、各分割体は、少なくとも何れか一方の挟持体に連結可能な連結部を有するとともに他方の挟持体に取り付けられた相手方の分割体側に向く面上に電線の径方向の半分を嵌め込み可能な溝部が形成された分割体本体と、曲率半径が電線の芯線の半径に対応した円弧状刃部を有し、該円弧状刃部の曲率中心を溝部の中心に一致させて該円弧状刃部を相手方の分割体側に向けた状態で分割体本体に取り付けられた第一切込刃と、第一切込刃に近接した位置から前記溝部と同方向に延びる直線状刃部を有し、直線状刃部を相手方の分割体側に向けて溝部を画定する内周面上に取り付けられた第二切込刃と、溝部を画定する前記内周面上に突設されて電線の絶縁被覆材に刺衝可能な被覆刺衝体とを備え、一対の分割体を互いに接近させることで、両分割体の第一切込刃が協働して該分割体間にある電線の絶縁被覆材を全周に亘って切り込むとともに第二切込刃が該電線の絶縁被覆材を軸線方向に切り込み、各分割体の前記被覆刺衝体が第二切込刃による切り込みによって周方向で二つ以上に分断された異なる部分の絶縁被覆材に刺衝するように構成されていることを特徴とする電線被覆剥取具。
IPC (3件):
H02G 1/02 ,  H02G 1/12 ,  B26B 27/00
FI (3件):
H02G1/02 309H ,  H02G1/12 301D ,  B26B27/00 G
Fターム (5件):
3C061EE22 ,  5G353AA06 ,  5G353AC05 ,  5G353AC06 ,  5G353DA05

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