特許
J-GLOBAL ID:201203070630542048

車両用吸気装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石黒 健二 ,  長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-001439
公開番号(公開出願番号):特開2012-087773
出願日: 2011年01月06日
公開日(公表日): 2012年05月10日
要約:
【課題】サージタンク31の下部に溜まりこんだ水やオイルをエンジンの気筒内に導入することができる車両用吸気装置を提供する。【解決手段】エンジンの運転状態がアイドリング時、加速運転時、高速運転時において、「エンジンの気筒に、より近い吸気ブランチ32とサージタンク31との差圧」と、「サージタンク31内と吸気ブランチ32内との吸気流速の差により生ずる差圧」によってサージタンク31の下側へと向かう押し込み力が生じ、サージタンク31の下部に溜まりこんだ水やオイルは、排出管12を介して、連通管11の吸気ブランチ32側へと押し込まれる。そして、エンジンの運転状態が減速運転時において、連通管11の開閉バルブ13が開くことにより、スロットルバルブ2の吸気流れ上流側と吸気流れ下流側に生じる差圧を利用し、連通管11内にある水やオイルを吸気ブランチ32へと圧送できる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
エンジンに吸入される吸気量の調整を行うスロットルバルブと、 このスロットルバルブの吸気流れ下流側にあり、吸気流路断面積が拡大してなるサージタンク、およびこのサージタンクの吸気流れ下流側に設けられ、前記エンジンの気筒内に吸気を導入する吸気ブランチを備える吸気マニホールドと、 を具備し、 車両搭載時における前記サージタンクと前記吸気ブランチとの接続部の下縁が、車両搭載時における前記サージタンクの下部より上側に設けられる車両用吸気装置において、 この車両用吸気装置は、 前記スロットルバルブの吸気流れ上流側と前記吸気ブランチとを前記サージタンクをバイパスして連通する連通管と、 車両搭載時における前記サージタンクの下部と前記連通管とを連通する排出管と、 前記連通管と前記排出管の接続口よりも吸気流れ上流側に配置された前記連通管を開閉する開閉バルブと、 前記エンジンの運転状態がアイドリング運転時および加速運転時あるいは高速運転時に前記開閉バルブを閉じると共に、前記エンジンの運転状態が減速運転時に前記開閉バルブを開く制御を行う制御装置と、 を備えることを特徴とする車両用吸気装置。
IPC (2件):
F02M 35/10 ,  F02M 35/104
FI (4件):
F02M35/10 311Z ,  F02M35/10 102R ,  F02M35/10 301T ,  F02M35/10 301W

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