特許
J-GLOBAL ID:201203070664819146
固体酸化物形燃料電池用発電セル
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
前田 均
, 鈴木 亨
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-219643
公開番号(公開出願番号):特開2012-074307
出願日: 2010年09月29日
公開日(公表日): 2012年04月12日
要約:
【課題】作動温度が低温(たとえば600°C以下)であっても、良好な発電性能と高い信頼性とを有する固体酸化物形燃料電池用発電セルを提供すること。【解決手段】固体電解質(2)と空気極(3)と燃料極(4)とを備える固体酸化物形燃料電池用発電セルであって、固体電解質が、(LaSr)(TiFe)O3からなる緻密質の第1固体電解質(21)と、酸化物イオン輸率が0.96以上であるZr酸化物からなる緻密質の第2固体電解質(22)と、を有し、空気極が、多孔質の空気極側反応促進層(32)を有し、第1固体電解質の一方の主面に該反応促進層が形成され、第1固体電解質の他方の主面と燃料極との間に第2固体電解質が形成され、該反応促進層が、(LaSr)(TiFe)O3からなる緻密質の3次元状の骨格構造(34)を有し、骨格構造の表面に(LaSr)(CoFe)O3が含浸されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
固体電解質と、前記固体電解質の一方の主面に形成された空気極と、前記固体電解質の他方の主面に形成された燃料極と、を備える固体酸化物形燃料電池用発電セルであって、
前記固体電解質が、(La,Sr)(Ti,Fe)O3からなる緻密質の第1固体電解質と、酸化物イオン輸率が0.96以上であるZrの酸化物からなる緻密質の第2固体電解質と、を有し、
前記空気極が、複数の気孔が連通するように形成されている多孔質の空気極側反応促進層を有し、
前記第1固体電解質の一方の主面に前記空気極側反応促進層が形成され、前記第1固体電解質の他方の主面と前記燃料極との間に前記第2固体電解質が形成されており、
前記空気極側反応促進層が、(La,Sr)(Ti,Fe)O3からなる緻密質の3次元状の骨格構造を有し、前記骨格構造の表面に(La,Sr)(Co,Fe)O3が含浸されていることを特徴とする固体酸化物形燃料電池用発電セル。
IPC (3件):
H01M 8/02
, H01M 8/12
, H01M 4/86
FI (4件):
H01M8/02 E
, H01M8/12
, H01M8/02 K
, H01M4/86 U
Fターム (17件):
5H018AA06
, 5H018AS02
, 5H018AS03
, 5H018CC06
, 5H018DD01
, 5H018DD10
, 5H018EE13
, 5H018HH03
, 5H018HH04
, 5H018HH05
, 5H026AA06
, 5H026CX01
, 5H026EE13
, 5H026HH00
, 5H026HH03
, 5H026HH04
, 5H026HH05
前のページに戻る