特許
J-GLOBAL ID:201203070676044042

集光光学素子、集光装置、光発電装置及び光熱変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩崎 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-238217
公開番号(公開出願番号):特開2012-094574
出願日: 2010年10月25日
公開日(公表日): 2012年05月17日
要約:
【課題】光エネルギーを効率的に利用可能な新たな集光手段を提供する。【解決手段】本発明を例示する態様の集光光学素子10は、光透過性を有するA部材11とA部材中に分散された光透過性を有する粒子状のB部材12とを有して構成される。B部材の粒子径は入射光の波長をλとしたときに0.1λ〜10λである。厚さ方向に延びる軸をy軸、これと直交する軸をx軸,z軸とし、電界振幅がxy面内の光について、A部材におけるy軸方向に進む光の屈折率をnaxy、x軸方向に進む光の屈折率をnayx、y軸から角度φ傾斜した軸方向に進む光の屈折率をnaxφとし、B部材におけるy軸方向に進む光の屈折率をnbxy、x軸方向に進む光の屈折率をnbyx、y軸から角度φ傾斜した軸方向に進む光の屈折率をnbxφとしたときに、naxy≠nbxy、nayx≠nbyx、naxφ=nbxφであり、かつsinφ>(1/naxφ)を満たすように構成される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
光透過性を有するA部材と、前記A部材中に厚さ方向及びこれと相互に直交する第1方向、第2方向に分散された光透過性を有する粒子状のB部材とを有して構成され、 前記B部材の粒子径dは、前記厚さ方向に入射する光の波長をλとしたときに円相当径が0.1λ〜10λであり、 前記厚さ方向に延びる軸をy軸、前記第1方向に延びる軸をx軸、前記第2方向に延びる軸をz軸、前記x軸及び前記y軸を含む面をxy面とし、 前記A部材における、電界振幅が前記xy面内で前記y軸方向に進む光の屈折率をnaxy、電界振幅が前記xy面内で前記x軸方向に進む光の屈折率をnayx、電界振幅が前記xy面内で前記y軸から前記x軸方向に角度φ(0<φ<90°)傾斜した軸方向に進む光の屈折率をnaxφとし、 前記B部材における、電界振幅が前記xy面内で前記y軸方向に進む光の屈折率をnbxy、電界振幅が前記xy面内で前記x軸方向に進む光の屈折率をnbyx、電界振幅が前記xy面内で前記y軸から前記x軸方向に前記角度φ傾斜した軸方向に進む光の屈折率をnbxφとしたときに、 naxyとnbxy、及びnayxとnbyxとが異なり、naxφとnbxφとが等しく、かつsinφ>(1/naxφ)を満たすように構成したことを特徴とする集光光学素子。
IPC (1件):
H01L 31/042
FI (1件):
H01L31/04 R
Fターム (6件):
5F151BA11 ,  5F151JA21 ,  5F151JA22 ,  5F151JA23 ,  5F151JA24 ,  5F151JA29
引用特許:
審査官引用 (3件)

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