特許
J-GLOBAL ID:201203071111615743
伝送システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
馬場 資博
, 境 廣巳
, 若山 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-185806
公開番号(公開出願番号):特開2012-044574
出願日: 2010年08月23日
公開日(公表日): 2012年03月01日
要約:
【課題】ITU-T勧告G.709に規定された光伝送ネットワークでは、OTU/ODUオーバーヘッドの伝送誤りはBIP-8では検出できないこと。【解決手段】OTUフレームの送受信を行う伝送システムは、OTUフレームの送信を行う第1の伝送装置と、OTUフレームを受信する第2の伝送装置とを含む。第1の伝送装置は、OTUフレーム中の事前に設定された演算範囲を対象としてBIP-8を演算し、演算結果をOTUフレームに挿入して送信する。第2の伝送装置は、第1の伝送装置と同じ演算範囲を対象として受信したフレームからBIP-8を演算し、第1の伝送装置から送られてきたBIP-8と比較して、伝送誤りの有無を検出する。演算範囲は、OPUのみを含む領域と、OTU/ODUオーバーヘッドの任意のバイトを少なくとも含む領域とのうちの何れか一方を事前に選択して伝送装置に設定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
OTUフレームの送受信を行う複数の伝送装置を含む伝送システムであって、
OTUフレームの送信を行う第1の伝送装置と、該第1の伝送装置から送信された前記OTUフレームを受信する第2の伝送装置とを含み、
前記第1の伝送装置は、
8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する領域として、OPUのみを含む第1の領域と、OTU/ODUオーバーヘッドの任意のバイトを少なくとも含む第2の領域とのうちの何れか一方を示す第1の演算範囲情報を記憶する第1の記憶部と、
送信するOTUフレームの領域のうち前記第1の演算範囲情報によって定まる領域を対象として、8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する第1の演算部と、
前記第1の演算部による8ビットのビット・インタリーブド・パリティの演算結果を送信するOTUフレームに挿入する挿入部と
を備え、
前記第2の伝送装置は、
受信したOTUフレームから8ビットのビット・インタリーブド・パリティを抽出する抽出部と、
8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する領域として、前記第1の演算範囲情報と同じ演算範囲を示す第2の演算範囲情報を記憶する第2の記憶部と、
受信したOTUフレームの領域のうち前記第2の演算範囲情報によって定まる領域を対象として、8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する第2の演算部と、
前記第2の演算部による8ビットのビット・インタリーブド・パリティの演算結果と前記抽出部によって抽出された8ビットのビット・インタリーブド・パリティとを比較して誤りを検出する誤り検出部と
を備えることを特徴とする伝送システム。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (4件):
5K014BA02
, 5K028AA14
, 5K028BB08
, 5K028RR04
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