特許
J-GLOBAL ID:201203072215277099

エンジン渦流制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石黒 健二 ,  長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-161633
公開番号(公開出願番号):特開2012-021501
出願日: 2010年07月16日
公開日(公表日): 2012年02月02日
要約:
【課題】エンジン運転状態に適した「目標タンブル比」を気筒内に生じさせて「不具合」の発生を未然に防ぐことができるTCV制御装置を提供する。【解決手段】エンジン運転中は常時、第1AFM7によって測定される吸気通路2を通過する吸気流量(全体の吸気量)と、第2AFM8によって測定されるTCV3によって絞られる部位の吸気流量との関係(偏流度合)を用いて「推定タンブル比」を求める。そして、「推定タンブル比」が「目標タンブル比」に追従するように、電動アクチュエータを介してTCV3の開度をフィードバック制御する。これにより、「推定タンブル比」によって推定される「実タンブル比」を「目標タンブル比」に制御でき、エンジン1の燃焼状態を最適に保ち、失火やノック等の「不具合」の発生を未然に防いで、TCV制御装置の信頼性を高めることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
吸気通路(2)内に配置されてエンジン(1)の気筒内に渦流を生じさせる渦流発生バルブ(3)と、 この渦流発生バルブ(3)の開度を可変させる電動アクチュエータ(4)と、 この電動アクチュエータ(4)を通電制御する制御装置(5)と、 を備えるエンジン渦流制御装置において、 このエンジン渦流制御装置は、 前記吸気通路(2)内に配置されるスロットルバルブ(6)の吸気上流側において前記吸気通路(2)内を通過する吸気流量の測定を行なう第1エアフロメータ(7)と、 前記渦流発生バルブ(3)によって絞られた際に流速が速められる部位の吸気流量の測定を行なう第2エアフロメータ(8)とを備え、 前記制御装置(5)は、 前記エンジン(1)の運転状態に応じて「目標渦流比」の設定を行なう目標渦流比設定手段(11)と、 前記第1エアフロメータ(7)によって測定される第1測定流量と前記第2エアフロメータ(8)によって測定される第2測定流量の関係を用いて「推定渦流比」を求める渦流比推定手段(12)と、 この渦流比推定手段(12)の推定する「推定渦流比」が、前記目標渦流比設定手段(11)の設定する「目標渦流比」に追従するように前記電動アクチュエータ(4)を介して前記渦流発生バルブ(3)の開度をフィードバック制御するフィードバック制御手段(13)と、 を備えることを特徴とするエンジン渦流制御装置。
IPC (1件):
F02B 31/00
FI (4件):
F02B31/00 301F ,  F02B31/00 301D ,  F02B31/00 321E ,  F02B31/00 321F
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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