特許
J-GLOBAL ID:201203072406497978
物体識別装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
小根田 一郎
, 村上 太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-063991
公開番号(公開出願番号):特開2012-198848
出願日: 2011年03月23日
公開日(公表日): 2012年10月18日
要約:
【課題】 パン同士が部分的に互いに接触していても、画像認識により各物体の種類を識別するにあたり、物体毎の領域に自動的に分離処理し得る物体識別装置を提供する。【解決手段】 2以上のパンが接触した状態のカラー画像を二値化処理して2以上のパンの二値化画像を切り出し、抽出した輪郭線を多角形近似により近似多角形の各頂点P1〜P33の座標を得る。各頂点(P12)について前後の頂点(P11-9,P13-14)との位置関係に基づき屈曲状況を表すくびれベクトル(KH)を求める。一対の境界点候補を結ぶ境界線候補の長さL、境界線候補と各くびれベクトルとのなす角度θ、境界線候補を直径とする円形領域(E12-27)が全体画像領域と重複する領域占有率、くびれベクトルの深さDに基づいて境界線を確定する。境界線で領域分けして分離する。【選択図】 図10
請求項(抜粋):
同一平面上に載置された2以上の物体について撮像手段により撮像されたカラー画像を取り込み、このカラー画像を画像認識することにより前記物体の種類を識別する画像処理手段を備えた物体識別装置であって、
前記画像処理手段は、前記カラー画像に含まれる2以上の物体が互いに接触した状態にあるときに個々の物体に属する領域に分離して区分けする分離処理部を備え、この分離処理部により分離された個々の物体に属する領域毎に前記物体の種類についての識別処理を実行するように構成され、
前記分離処理部は、前記カラー画像から前記2以上の物体の画像領域を二値化処理により抽出する機能と、抽出された二値化画像から前記2以上の物体の画像領域の輪郭線を抽出する機能と、抽出された輪郭線に沿って多角形近似処理によりその近似多角形を構成する各頂点を抽出する機能と、各頂点について前後に位置する頂点との関係で特定される屈曲状況をくびれベクトルにして求める機能と、境界点候補として一対の頂点を抽出しこの一対の境界点候補間を結ぶ境界線候補の長さ及びその境界線候補に対する前記一対の境界点候補のそれぞれにおける前記くびれベクトルがなす角度をパラメータとして演算する機能と、演算された境界線候補の長さがより短くかつ前記くびれベクトルがなす角度が180度により近い一対の境界点候補の組み合わせを一対の境界点として設定して境界線を確定する機能と、前記2以上の物体の画像領域を前記一対の境界点を結ぶ境界線で分離して領域分けする機能とを備えている
ことを特徴とする物体識別装置。
IPC (4件):
G06T 7/00
, G06T 1/00
, G06T 7/60
, G06Q 50/10
FI (4件):
G06T7/00 C
, G06T1/00 315
, G06T7/60 300A
, G06F17/60 118
Fターム (15件):
5B057DA08
, 5B057DA12
, 5B057DB02
, 5B057DB06
, 5B057DC05
, 5B057DC09
, 5B057DC16
, 5B057DC25
, 5L096AA02
, 5L096AA06
, 5L096FA06
, 5L096FA12
, 5L096FA67
, 5L096FA73
, 5L096HA09
引用特許:
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